見出し画像

法事と火事と鰻と

昨日、義父の1周忌の法要が無事終わった。
法事は故人との別れの儀式。これで夫の気持ちも少し落ち着くと思う。
私と息子たちも同じだ。
法要では寺の若いお坊さんが読経の後にいつもは流暢に法話をされるのだが、今回は珍しくぎこちなかった。何か焦っている感じ。
塔婆の文字にも間違いがあったり。。すぐ書き直してくれたが。
(塔婆とは亡くなった人の追善供養のためにお墓に立てる木製の板のこと)

最近、都内で火事のニュースが多く、その火事物件の近くにそのお坊さんの知り合いのお寺があったそうで、ギリギリ大事には至らなかったけれど、気が気ではなかったそうで。。
ただでさえお寺は線香、ろうそく等燃えるものが揃っている。火元がお寺でなかったとしても木造だから火が広まったらあっという間に燃えてしまうだろう。
寺でも火事対策はきちんとされているとは思うが。
今の時代、寺の経営の方もいろいろ厳しそうだし、お坊さんも大変だ。

今年の初め、文京区にある田中角栄元総理大臣の自宅だった建物が全焼した火事は記憶に新しい。仏壇の線香の火の消し忘れと報道されていた。(本当のところはわからないけれど)



これからの高齢化社会において、高齢者が住む木造住宅では線香をあげるのは控えた方がいいと個人的には思ってしまう。

そんなことを思いながら、法要の後は夫、息子二人と鰻を食べに行った。
私はこの店は初めてだったが老舗らしく、スーパーの鰻のようなタレの味ではなく、鰻本来の味がわかるようなふんわりとした風味で、かつとろけそうな柔らかい鰻だった。実に美味しかった。家計に余裕があれば近いうちにまた食べに行きたいと思うぐらい😋

鰻重の写真を撮ったのだがお重のフタをとるのを忘れてしまった。

どうぞ鰻は想像してみて下さい😇



いいなと思ったら応援しよう!