子どもをもって、ヒステリックな自分に出会ってしまった。本当に嫌だった。
わたしの母は、
暴言や暴力を吐くような
人ではなくて
むしろ模範的な良妻賢母で
あろうとする人でした。
だから、とても
「良い妻、良い母」
だったと思いますよ。
その裏で、
自分がどんなに良い母か…
それを示してくれる一つの指標が
「子どもの言動」だったのかもしれません。
ですので
子どもに対して
コントロールをすることが
育児だと感じている所がありそうです。
そして、小さい頃、
母に従順ではなかった兄や弟の存在。
いつも母は、それに対して
ヒステリックになっていたり
したように思います。
そんな兄や弟に挟まれていたわたしは、
母が喜ぶような言動をすることで
自分の安全とか居場所を確保してきたのかもしれない。
そう。
母を喜ばせる
ロボットとして生きることを
敢えて選んだのです。
それはそんなに難しいことではなかったし
むしろ学校生活などでは
勉強もでき、リーダーシップもとれて
結婚までは順調でした。
(反面、どこかに窮屈さや
生きづらさを抱えていた事は事実です)
だから自分に対して母から
何かヒステリックにされた覚えは
ほとんどありません。
そして、子どもが産まれて
自分も子育てをするようになって、
壁にぶち当たるのです。
自分のヒステリックさを
目の当たりにするという。