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海士町の旅3日目~活躍する人と現場~

※2022年3月30日~4月3日の訪問記録です
今朝も港での島を離れる方の見送りからスタート。
港の図書コーナーでまたもくつろいだり船を眺める子ども達。昨日知り合ったJICAの派遣前訓練の方を送るためのテープづくりも手伝わせてもらう。

なまこ加工場訪問

港でお見送りの後は、なまこの加工場へ。但馬屋さんという屋号でやられている方。10年ほど前、学生起業し、漁師さんからなまこを買い取り、乾燥なまこに加工し輸出されているそう。生のまま出荷するよりも加工することで輸送代もかからず、付加価値をつけた価格で販売することができます。きれいで品質が良いことが評価されて安定的に出荷できているとのこと。生けすで砂をはかせてきれいにしたなまこの内臓を出して、煮て、乾燥させて、乾燥なまこを出荷しているそうです。ちょうどシーズンらしく後数日でこの作業は終わるということで、とっても運がいい!(SNSや写真掲載もいいですよ~と快くご承諾いただいたので一部掲載します)

なまこって残念な生き物で有名?内臓をだして再生する


薗のいけすから移しているのを興味津々で覗く子どもたち
これから内臓を出すなまこ

こんな大きななまこを見るのは初めて。子ども達にも触ってみてくださいね~すくってみても大丈夫ですよ~と快く言っていただいて、遠慮なく触る長男。しっかりしたなまこ、これが美味しくなるんでしょうね。手間かけてこれだけの規模でやられていることに驚き。友人も忙しい時期手伝っていたそうだし、この日に働いていた女性は友人の子どもさんの先生でもうすぐ離島される方らしく。いろんな方で回っている仕事のよう。

子ども達は、なまこに飽きたら、ヒトデを採って遊ぶ・・・


ファームを訪問

その後は、公園に行ったり、出雲大社並みに古いという神社に行ったり・・・子ども達はどこでも駆け巡って遊ぶ。

田んぼの中に参道があって海が見えるいい感じの宇受賀命神社

TOKOさんが移住後、マネジメント面をサポートしているドイツ人のフランクさんがやられているファームにもお邪魔させてもらう。10年以上前に開墾され有機栽培にこだわってつくられている野菜や卵のためのニワトリのいる広々とした畑。
子ども達は今度はニワトリに夢中~草花を集めてニワトリにあげている。ヨモギも柔らかな葉がたくさんなので摘んでみて何か使えないかな~とかとりあえず少し持って帰ってみた。
このお野菜は、食べチョクで購入できるそうです。(ムラーズファーム)

(追記)帰宅後、買ってきたレタスとブロッコリーを食べたら美味しかった!


平飼いの鶏 たくさん寄ってくるのが楽しくてひよこ草を上げて楽しむ

図書館から隠岐神社〜

その後は図書館へ。また素敵~ドリンク持ち込みで本は読めるしPC使用可、窓からは田園風景が広がりシラサギがたくさん見えてのどか~!服の再利用ボックスもある。靴を脱いで上がる空間がくつろげていい感じ。明るいテラス席があったり、飲食OKの場所があったりといい図書館でした。


のどかな田園風景が広がる景色が見えるドリンクOKスペース
ブツブツ交換できるリサイクルボックス 子ども服とか便利なはず

そして、隠岐神社へ。後鳥羽上皇を祀った神社で今年は800年祭。前の日のBBQで隠岐神社の跡継ぎでUターンされた方とお会いしてお話ししていたこともあり興味が益々わく。立派な広い神社で桜も咲き始めでとってもきれい。2021年は後鳥羽院が遷幸されて800年ということで党内で様々なイベントが開催されていたとのこと。隠岐4島がつながっていることを表しているロゴもとってもセンスいい。


桜がいい感じで咲き始め

神社前に離島キッチンという島根の食材を使った料理をだしているという建物があり。東京にもお店がある、10人以上の予約注文からという料理屋さんだという。かなり高級そうな接待で使うようなお店かな?でも島根にこだわった食材っていうの気になります。

景色のきれいな日須賀地区へ

途中大きな風力発電のプロペラが見える。電力の30%くらいの供給ができているらしい。
このあたりでワカメが採れるって教えてもらってやっぱり探してみる。冬から春にかけての限定の時期っていうのも知らなかった。子どもたちは、車から降りると駆け回ってどんどん走っていく。お昼寝なしに夕方になっても元気なまま。でも下の子、さっそく転んでしまって座り込み・・・少し年上のMさんところの子が私を呼びに来てくれた。お姉さんだね~バンドエイド貼ったらまた元気に遊びだしてくれてほっと一安心。

浮かべる船つくる〜って木を集めていたが・・・

海はやっぱりそこまで透き通っていて透明度が高い。ここでも友人のお友達が近くの家から出てきて一緒に岩場で遊ぶ。うちの息子たちはお船作りたい~と。下の子は落ちていた板を大切そうに持って歩いているし、上の子も浮く船つくりたいとか言い出す。落ちている棒とか集めるけど到底、無理なんだけど楽しそう。そして、ワカメも採ってみる。つやつやのじゃないと柔らかくないって。ザラザラなっているのは大きくなりすぎているっていうけどあまり区別が分からない。とりあえずきれいそうなのをお持ち帰り~。

近くにデザイナーさんが始めたコワーキングの家があることも教えてもらう。海を眺めながら仕事ができる素敵なおうち。後でホームページを見てみると中も素敵じゃん!でもここも車ないと来にくいよね。一応一日数本のバスはあるみたいだし時間を合わせればなんとかなるかな。次に、行ってみたい場所できた。

夜はお好み焼き屋さん。子ども達まだまだエネルギーありまくり。持って帰ったわかめは、よく水で洗ってみて、ポットのお湯で数回つけて食べてみた。上の子、コーヒー用にあった砂糖つけてみたらイマイチ(そりゃそうや)そのままで食べたら意外にいける!夜につまみ食いして半分くらいに減っていた。次の日の朝の味噌汁に入れてみよう!

今日もますます大家族感が高まった濃い時間。TOKOさんファミリーの心遣いがありがたいです。移住までのハードルは高いけど、一定期間の親子島留学とかいいなー。今の仕事リモート化もなかなか難しいし、1ヶ月に1回帰るとか程度でも結構遠いし2拠点生活は難しいかなあ。夫と半分ことかだったら?できないこともないかもなーとかちょっと考え始めている。

間もなく夕方 開けた場所が少ない海士町のきれいな場所



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