お仕事断りました。
昨日、派遣会社の人と職場見学に行って来た。その場では、「やってみるか。何とかなるやろ。」と思ったけれど、家に帰ると体から「嫌だ!」の反応が出た。落ち着くところまで、出てくるものを感じて・・・「こら、たぶんあかんな・・・」観念して、会社の人に保留させてくださいと電話した。今朝お断りの連絡した。
違和感は小さくて。緊張したり、人の期待に応えたくなる自分がいて、自分の体の反応を見逃しやすい。緊張しまいと思っても緊張するし、癖で相手の喜ぶ顔を見たくなってしまう。。そうなってしまうのは仕方ないから。そうなりやすいということを受け止めて、どう付き合うかだと思った。その場で即答しないのもひとつ。安心できる場所で、ひとりになると出てくる本音があるかもしれない。そのことを自分の経験を通じて知れたことが、今回やってみて良かったこと。
条件を見れば、ちっとも悪いところは無い。週1回でいいし、曜日も時間帯も調整可能。1日の勤務時間を2日に分けることもできそうだった。自分で勉強しながら、エクセルのデータ分析を身に着けられるような仕事だし。責任も無い。ペーパーワークだけではなくて、研究のサポートにも広がる余地あり。体調のことにも配慮してもらえる。だから、その場では、そこだけ見て「いんじゃない?」って思ったんだ。
でも、家でひとりになって休んでいると、「ずよよよよーーーん」が湧いて来る。「空気が重い」「なんだか気に淀みがある」「あの場にいると不安になる」「あそこに居るより、家に居たい」小さな自分の声が聞こえる。確かにな。「ここで仕事するの楽しみだな!」と思わなかった。熱が出なかった。テンションが上がらなかった。逆に自分の感覚が鈍っていく感じがした。体の感覚が無くなっていくような。楽しくて疲れる感じじゃない。つまるところ、わたしは気乗りしていない。。
小さな自分の声は、人のことを気にしている状態だと拾いにくい。だから、その声の話を聞く時間をとってから、返事をすればいい。わたしには、ひとりになる時間が大事だった。落ち着ける場所、安心できる環境、自分に戻るには無くてはならない。相手を待たせてはいけないじゃなくて・・・自分を待ってあげるために、時間をくださいってお願いする。
人の期待に応えたい自分に動かされてしまうけれど、腹の方では「それはあんたの都合だろ。わたしは知らん」って思ってるんだから。人の期待に応えようとする自分に対して、「知らん」って言っている。焦る時は、この黒い声を聞いて一旦落ち着く。それで、ほんとうはどうしたいのか確かめていくと、自分のところに戻っていく。その切り替えが出来るようになってきているのが、すごい変化だなと思った。
今日も頑張って生きているよ!