わたしの中の権威的なもの
今日は病院の日。
家の近くの心療内科。
なんでこんなに徒歩圏内に、自分に必要なものが揃ってるのか不思議だ。。
すごくありがたい。
***
わたしはいつも診察が苦手だ。
ものすごく緊張する。
「なんだ、元気そうだね。そろそろ働けば?」
「ほんまにしんどいん?」
って言われそうな気がしてしまう。
これもまた、自分で自分に言ってるんですよね。
「このままであんたどうすんの?」
将来のことが心配なんですよね。
そんな自分を相手に写し見て、身構えてる。
でも本当は、自分の中の声に言いたい。
「うっさい。関係ないやろ。ほっとけや。」
「お前の意見知らんけど!」
***
わたしの中に「権威的」なものを嫌う気持ちがある。
学校の先生とか、病院の先生を怖がってしまう小さな自分に「みっともない」「情けない」ってダメ出ししてくる。
でもさ、人にダメ出ししてくるあなたは何なわけ。
余計なお世話ですけど⁉️
「あんたの方こそ、権威的にえらそうにしてんのわかってるわけ?」
結局、自分に偉そうにしている自分がいるんだな、、
そして聞いてみる。
「これって本当にわたしなのかな?」
わたしにとって、最初に出会った「偉い人」はお母さんだ。
「お母さんはえらい」
「お母さんに好かれたい」
そこから派生する自分の中の上下関係。
支配関係。
これだって、自分で作り出しちゃったやつ。
自分の作った世界でアワアワしてる。
そのことに気がついたら、ちょっとわらけた。
***
身構えてしまうのは、相手じゃなくて、本当は自分になんだというところが分かったら、診察もいつもより落ち着いて話せた気がする。
「先の不安もあると思うけれど、今の状態も大切にしてくださいね。」
先生、ほんまにそう思って言ってくれてはるなって思って、ちょっと涙でました。
これまで怖くて去勢張ってた気持ちがほどけて、、
戦う必要ないやん。と気がつきました。
自分に厳しくするのか、優しく力になるのか、
自分に対してどうあるのかわたしが選べるんだ。
そのことが、苦手だった病院でも実感できた。
ちょっと自信がつく。
この経験もわたしの宝物です。