一人暮らし記念日
昨日は、一人暮らしを始めた記念日だった。
昔はケーキを買ってお祝いしていたのだが、さすがに12年目にもなると何もしない。
というか、すっかり忘れていて夜になって気づいた。
あれからもう12年も経つなんて、月日の流れは本当に早い。
一人暮らしを始めたきっかけ
私の両親は仲が悪く、20歳くらいの頃には一人暮らしがしたいと思っていた。
しかし、経済的な理由ですぐにできるわけもなく、兄と大喧嘩したことをきっかけに一人暮らしに踏み切ることになる。
ちょうど30歳の頃だった。
キリがいいため、一人暮らしを始めた年数を計算しやすい。
家はウォーキングをしていて、見つけたところに決めた。
他にもいくつか内見に行ったが、やはりここが一番気に入ったのだ。
駅から近く、ベランダは日当たりがよく、お風呂とトイレも別々になっている。
唯一マイナスなのは、1階ということだ。
このせいで虫も多いし、上の階の騒音が響く。
電化製品はネットで購入し、引越し屋も口コミを見てマイナーなところに決めた。
初めての一人暮らしでわからないことだらけだったが、全て一人で進めることができ、自信につながった。
掃除が苦手
実家にいた頃から、母の帰りが遅い日はご飯を作っていたので、料理には自信があった。
問題は、掃除である。
掃除は掃除機をかけるくらいしかやってこなかったので、ほとんどが初めてすることになる。
まぁ、洗剤と道具があればできるのだが。
掃除に関してはマメではないので、気づいたときにしている。
そのため、忙しいと部屋も荒れてしまい、心の中と比例するようになってしまう。
部屋は多少汚れていても生きていけるが、大事なのは食事!
…と言い聞かせることもあるが、ただの言い訳だ。
これからはもう少しマメに、掃除していきたいと思う。
私の防犯対策
防犯対策は、初めこそしっかりやっていた。
私がやっていた防犯対策を挙げてみる。
防犯ブザー、催涙スプレーを持ち歩く
玄関ドアの覗き穴を塞ぐ
洗濯物は男性ものの下着を一緒に干す
ピンクや女性っぽいものは外に干さない
とりあえず、このくらいだろうか。
男性ものの下着は百均で買い、初めだけ干していたが、そのうち面倒になり干さなくなった。
もちろん今も下着は外に干さないが、女性っぽいものは平気で干している。
防犯ブザーや催涙スプレーも、いつの間にか持ち歩かなくなった。
私の部屋はシャッターがついているので、シャッターが一番の防犯対策になっていると思う。
これを外からこじ開けて入ることはできるのだろうか?
もしそうなったとしても、開けるときに音で気づくので、その点でも安心だ。
たくましくなった
一人暮らしのエピソードはいろいろあるが、一番は何でも一人でできるようになったことだろうか。
一人で困ることといえば、体調不良になったときくらいで、他は特にないかもしれない。
しかし、私はめったに寝込まない。
この12年間で寝込んだのは、覚えているかぎりで一度くらい。食中毒になったときだ。
風邪ももう7年くらいはひいていないし、コロナにもかかっていない。
ついでにいうと、インフルエンザにもかかったことがない。
これは私が丈夫というわけではない。
人一倍風邪はひきやすく、近くにひいている人がいるとすぐうつってしまう。
そのため、冬になると予防を徹底しているのだ。
人混みにはなるべく行かないし、コロナ前からマスクも必ずしている。
ウイルスシャットスプレーは年中、愛用している。
おかしいと思ったら、すぐに薬を飲む。
やはりどこかで、「一人なのでしっかりしないと」と気が張っているのかもしれない。
一人暮らしは自由で最高!
一人暮らしを始めた当初は、まさか10年後も一人暮らしをしているとは思っていなかっただろう。
その頃は、まだ結婚願望があった。
今は特に恋愛にも興味がないので、これからもしばらく一人暮らしは続くと思う。
こんな風に言うと、人によっては寂しく感じるかもしれない。
しかし、誰かに合わせて暮らすほうが私にはストレスなのだ。
これまで恋愛をしてきても一年以上続いたことがないので、元々誰かと長く一緒にいるのは向いていないのかもしれない。
一人暮らしはとにかく、自由で楽しい!
一人暮らしをしようか迷っている方がいたら、経験の一つとして思いきってやってみることをオススメする。
それは人生の中で大きく、かけがえのない経験になるから。