東京で寄り道*帰ってきました
もう十分手伝ってもらったから今日はいいよ。と娘。
新幹線は2時半過ぎ。
さてどこへ行こうか、といくつか調べた中で・・私の好きそうな小さい美術展の記事を発見。
新宿へ。
道はまっすぐ、7~8分。私にも分かるところでよかった。
ビーズって、魅力がありますよね。大好きなんです。
第一の会場のテーマは「世界の民族とビーズ」
ビーズによる装飾は古くから世界各地で行われてきましたが、装飾にとどまらず、富や権力の象徴であったり、魔よけになったり、大事なところ(手首とかこめかみとか)を守るためのものだったりしました。
材質も、木や石、宝石、貝、数珠玉、昆虫(玉虫!)、コイン、ガラス、プラスチックと実にさまざま。
世界各地の衣装や装飾品。
それはそれは、丁寧な手仕事で、細かいビーズを恐ろしいほどの数、織り込んだり、編んだり、縫い付けたりしています。
別の階では、「ファッションとビーズ」をテーマに、豪華なドレスも多数で、目の保養。
気の遠くなるような細かい手仕事を、たっぷり見ることが出来ました。
何千もの(いやもっとかな)ビーズを縫い付けるその繰り返しは、もはやそれ自体が祈りのようだなあ、と思いました。
東京駅に戻り、どこかでお昼を食べなきゃ。
と思ったけど、土曜日の東京駅は恐ろしいほどの人ごみ。お店は行列ばかり。
お昼にありつけないかと思いましたぁ。
八重洲地下街に行ってみたら少しマシで、ちょうど行列が途切れておひとり様も多そうなスープカレーのお店へ。
残りあと1時間。東京ステーションギャラリーへ。
丸の内側にまわり、入館。
作品は、それぞれにメッセージが込められていて、タッチも色づかいも好き。
そして、作品と同じくらい、引き付けられたのが、駅舎の構造を露わにしたレンガ壁。
絵よりもまじまじと見てしまったわ。
本当の東京駅を見た気がしました。
スーツケースをピックアップし、予定どおり新幹線に乗りました。
「雷が鳴ってるから駅まで迎えに行く」と、珍しく夫のお迎え。
東京駅新幹線ホームの売店で、万世のカツサンドだけ買ってきました。唯一のお土産。
晩ごはんが出来てるしあわせ。
4日間で庭のゴーヤが大きくなってました。