今からできること
私の父は今年の6月に亡くなった。
その前から私は「終活カウンセラー」資格を取得してたため大体の手続きについて戸惑うことなく処理することができた。
8年前主人の父が亡くなった時が大変だった。
亡くなる5年くらい前から認知症になり、銀行等での手続きを本人がすることは不可能となった。取り急ぎ銀行のお金が必要ではなかったのでそのままにしていた。
亡くなって、遺産相続のため遺品を整理していると義母も把握していなかったクレジットカードや銀行口座がたくさん出てきた。
使用している形跡はなかったが、クレジットカードは初年度会費無料と言われて作ったものは2年目から年会費はかかってしまう。そのようなカードは解約しなければならないが本人が亡くなっているため、本人と手続きを代行する者との関係がわかる戸籍謄本などその会社によっても多少違うが書類が多く必要になるし足を運ばなくてはならないことも多く、忌引き休暇だけでは処理しきれないほどだった。
そうなったことを知っていたため、両親には銀行口座は一つにまとめてもらいクレジットカードは解約してもらった。食器類、衣類も古くなったものサイズアウトしたものも処分してもらい、買いだめなども控えなるべくコンパクトに生活するようにお願いした。
知り合いのご両親の中には、物を捨てるのを嫌がる方も多くこの作業に関しては難航する可能性が大きいので早くから準備することをお勧めします。
父が亡くなった際には、銀行口座も一つだったし保険なども整理していたため最低限の手続きで済んだことで私達遺族の負担は少なかった。
残された家族のため今からできることは元気なうちにやっておくことが思いやりです。
<a href="https://resast.jp/subscribe/290757">終活=今活の購読申し込みはこちら</a>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?