![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89919671/rectangle_large_type_2_25bea56903994701d3907363843a2dcc.png?width=1200)
洗脳から解き放ってくれるのは、他人じゃなくて自分の意志
洗脳というと、大袈裟なのかもしれない。
ただ日常の至る所に、洗脳と同じ理屈による自意識というものが構築されている。
思い込みという表現でも適切なのかもしれない。
小さい子を育てているママが、子どもがいるからどこにも出掛けられない。
将来のためにお金を貯めないといけないから、今はこの買い物はできない。
離婚したいけど、お金が心配だから我慢するしかない。
日常のちょっとしたことに対しても、自分でガードをかけてしまい動けないことが往々にしてある。
第三者的に冷静に見ると、実はそのガードは全然大したことなくて、自身の思い込みにより、とてつもなく硬い壁になっていることが多い。
しかし、その思い込みというのが、とても力強いため、周りが言っても全く響かない。
故に、その思い込みは洗脳と言っても過言ではないのである。
そういう人に限って、色々な人に相談する。
こうしたい、ああしたい…
様々な要望が会話の中に出てくる。
そして、聞き手の人は、それに対して適切なアドバイスをする。
それを聞いて安心して家に帰る。
話をしたことに満足して、家に帰ると聞いたことは忘れる。
今まで通り何も変わらない。
そういう話を沢山聞いてきた。
結局自分を変えたいんじゃなくて、現状を聞いてもらいたいだけ。
私って悲劇のヒロインでしょ?
と、訴えたいだけ。
そうみえてしまう。
そういう人には、他人がどれだけ口出ししても言葉は届かない。
本人が気付いて、自ら変えようとしない限り、何も変わらない。
変える気があるかないか、それだけの気がする。
変えた先の心配?
そんなものは、それがはっきりしてから考えればいい。
起きる前から起きたことの心配していては何も動けない。
やりようはいくらでもある。
自分の意思の持ちようである。