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【110.水曜映画れびゅ~】"Spider-Man: Across the Spider-Verse"~最高っ最高っ最高っ!~

"Spider-Man: Across the Spider-Verse"スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースは、現在公開中のスパイダーマン映画最新作。

2018年に公開され、アカデミー長編アニメ映画賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編です。

㊗️ アカデミー賞 ノミネート!

☆ノミネート
長編アニメ賞

第96回米アカデミー賞 結果一覧

あらすじ

マルチバースを自由に移動できるようになった世界。マイルスは久々に姿を現したグウェンに導かれ、あるユニバースを訪れる。そこにはスパイダーマン2099ことミゲル・オハラやピーター・B・パーカーら、さまざまなユニバースから選ばれたスパイダーマンたちが集結していた。愛する人と世界を同時に救うことができないというスパイダーマンの哀しき運命を突きつけられるマイルスだったが、それでも両方を守り抜くことを誓う。しかし運命を変えようとする彼の前に無数のスパイダーマンが立ちはだかり、スパイダーマン同士の戦いが幕を開ける。

映画.comより一部抜粋

再び、スパイダーバースへ!

前作でスパイダーバースへの道を拓き、様々な世界のスパイダーマンと共闘したマイルス・モラレスも、自分の世界に落ち着き、粛々と"親愛なる隣人"としての使命を全うしていた。

そんななか、マルチバースの扉が再び開き、マイルスはグウェンと再会する。グウェンは、マルチバースをまたにかける"少数精鋭"のスパイダーチームに所属しているというが、マイルスはそこに誘われなかった。

そしてグウェンはマイルスに別れを告げ、チームへと返っていく…。

しかしっ!

グウェンと別れたくなかったマイルスは、黙ってグウェンについて行ってしまう。

そこには… なんと全ユニバースから無数スパイダーマンが集うスパイダーソサエティが存在していたのだ!

前作を超える、スパイダー祭り!

ジェームス・ボンド風スパイダーマンや、日本アニメ風スパイダーマン、スパイダー・ウーマンなど、多種多様なスパイダーマンが登場した前作『スパイダーマン:スパイダーバース』。

そこから規格外のパワーアップをした本作は、パンクロッカー風スパイダーマンやインド産スパイダーマンなど前作以上に多種多様、そして大量のスパイダーマンが登場するスパイダーマン好きには堪らないっ一作となっています。しかも、劇中ではフォーカスされないながらも、あんなスパイダーマンやこんなスパイダーマンが節々に見え隠れしているのが、非常に楽しいポイント。

そして前作で高く評価され、アカデミー賞受賞の一因ともなった、様々な作画を織り交ぜた映像は最高っ!

3D映像をベースにしながら、時にアメコミ風に、時に中世の絵画の挿絵風に、時にストリートアート風に変化する折々の映像は、もう目に楽しすぎて、これまた堪りませんでした!

まさにスパイダー祭りといえる本作の”スパイダーマン映画最高傑作っ!”という謳い文句にも、異論なしに頷けます。

未来は変えられるっ!
スパイダーマンv.s.スパイダーマンズ
(以下、ネタバレを含みます。)

前作で、マルチバースに紛れ込んだクモに噛まれてスパイダーマンとなったマイルス。その存在は、スパイダーバースの秩序を乱すものでした。

そんな彼が突き付けられたのは、スパイダーマンとしての運命さだめ。スパイダーマンとして生きるためなら、大切な人を失う運命にあり、その運命の上で、スパイダーバースは成り立っているというのです。

だからこそマイルスは、「父親を見殺しにしろ」とスパイダーソサエティの監督者ミゲルが言われます。

しかしっ!
そんな運命なら、受け入れるよりも吹き飛ばすことを選んだマイルス。

スパイダーバースなんてクソ喰らえと、数千を超えるスパイダーマンを相手取る戦いが幕を上げる超胸アツ展開へと物語は進んでいきます。

今後のスパイダーマンにも注目っ!

さて、今回は全世界で大ヒット中の神映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』。

もともと二部作構成前提で作られている本作。来年には『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の公開が決定しています。
早く観たいっ!

さらに、スパイダー映画がこれからも続々と!

アニメだけでなく、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)の実写映画の大ヒットも記憶に新しいスパイダー映画。その後も、『モービウス』(2022)など関連映画が毎年公開されています。

そして今年も、アーロン・テイラー=ジョンソン主演で、スパイダーマン最大の敵クレイヴンを描いた『クレイヴン・ザ・ハンター』の公開が決定。

さらに『ヴェノム』の続編も、正式に決定!

さらにさらに、ソニーが2024年と2025年にそれぞれスパイダーマン関連映画を公開することを発表しました。

こうなってくると、トム・ホランドのカムバックも期待しますが、どうなるでしょうか?

とにかく、楽しみで胸躍りますっ!


前回記事と、次回記事

前回投稿した記事はこちらから!

これまでの【水曜映画れびゅ~】の記事はこちらから!

次回の更新では、現在大ヒット中の"The Little Mermaid"リトル・マーメイドを紹介させていただきます。

お楽しみに!