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【93.水曜映画れびゅ~】"Dream Horse"~胸の高鳴りを求めて!~
"Dream Horse"は、今年1月より日本公開された映画です。
あらすじ
ウェールズの谷あいにある小さな村。無気力な夫と暮らすジャンは、パートと親の介護だけの単調な毎日に飽き飽きしていた。そんなある日、クラブで共同馬主の話を聞いた彼女は強く興味をもち、競走馬の飼育を決意。勝ったことはないが血統の良い牝馬を貯金をはたいて購入し、飼育資金を集めるため村の人々に馬主組合の結成を呼びかける。産まれた子馬は「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられ、奇跡的にレースを勝ち進んで村の人々の人生にも変化をもたらしていく。
夢と興奮の詰まった人生が幕を開ける
イギリス ウェールズにある小さな村。
そこで暮らすジャンは、味気ない日々を過ごしていた。
仕事は、スーパーのレジ打ちとパブの手伝いの両立。
家に帰れば リタイアした夫がテレビを眺めているだけで、実家に戻れば そんな夫の嫌味を両親から聞かされる。
単調な毎日に嫌気が刺していたジャンは、パブの仕事中に、とあるビジネスマンの自慢話を耳にする。
「俺は昔、共同馬主で一儲けしたんだ。」
その話に魅せられたジャンは、一念発起した。
有り金すべてをはたいて種馬を購入し、村中の人々を説得して競走馬を育てようとするのだ。
誰もが無謀と思った提案だったが、ジャンの本気さに村人たちは徐々に心動かされ、村をあげての共同馬主が誕生する。
そして、彼らの馬"ドリームアライアンス"のレースへの出走が決まる。
飽き飽きしていた日々から、夢と興奮の詰まった人生が幕を開ける。
手に汗握る興奮
ウェールズの小さな村から誕生した実在の名馬を基にしたこの作品。
世界で最も権威がある映画批評サイトの一つRotten Tomatoesで肯定的評価を90%近く記録している本作の見どころは、なんといってもレースシーン。
馬の躍動感と疾走感、そしてレースを見守る村人たちの熱狂と感動を詰め込んだシーンの連続に、観ている私も手に汗握るほどの興奮を覚えました。
仕舞いには、この映画鑑賞後、今まで全く興味のなかった競馬中継までも、ちょっと興味を持って観るようになっちゃう程、影響を受けてしまいましたね(笑)。
忘れていた”私の”胸の高鳴り
そんな胸躍るレースシーンに魅せられる本作ですが、そのストーリーも私の心に刺さりました。
ジャンたちが
人生を捧げてでも求めた胸の高鳴り
私にとって胸を高鳴らせるものは、映画です。
しかし、昨年に入社した会社で多忙に追われ、映画を観る時間が失われました。
その後会社を退職したものの、その時には以前のように映画を楽しむ気持ちが薄れてしまっていました。
それから一時は回復したものの、昨年末に再び精神的バランスを崩し、現在まで療養を続けています。
気鬱になる日が増えて、ここ一ヶ月は映画を観る気力さえなくなることもあり、noteの更新も中断してしまっていました。
でも…
今回のレビューを書いていて、思い出しました。
自分が映画が大好きなこと。
人生を捧げてたくなるほど映画が大好きなこと。
そして、その感動を多くの人に発信することで抱いていた胸の高鳴り…
忘れていた胸の高鳴る日々に、気づくことができました。
実を言うと、まだまだ体調が優れない日もあるのですが、その胸の高鳴りを忘れずにいれば 明るい人生が開けると信じ、今日はnoteを更新いたしました^^
前回記事と、次回記事
前回投稿した記事はこちらから!
これまでの【水曜映画れびゅ~】の記事はこちらから!
次回の更新では、ゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞し、今年のアカデミー賞でも注目されている"The Banshees of Inisherin"を紹介させていただきます。
お楽しみに!
※おことわり
今回の記事でも触れましたが、私事で、昨年末に大きく精神的バランスを崩しました。最近になって少しずつ回復の兆候が見られはしますが、依然として体調に不安の残る日々を送っております。
そのためnoteの更新につきましては、以前は毎週水曜日に更新しておりましたが、今後はそれが難しいと思われます。現在は調子が良い日が増えており、【水曜映画れびゅ〜】の記事に加えて【アカデミー賞予想記事】なども書き溜めており、それらを公開できることを私としても楽しみにしておりますが、週によっては体調次第で不定期に更新をお休みさせていただくことがあると思います。
その点につきまして、ご容赦いただきたく思います。
さいごに
いつも私のnoteを読んでくださる方々、
スキやコメントをくださる方々、
皆様の存在が、私の励みになっております。
本当にありがとうございます。
しばらくの間、まだらな更新になってしまいまうかもしれませんが、今後も私の記事を楽しんでいただきたく思っております。
改めて、よろしくお願い致します<m(__)m>