世界一周~最低限度の予防接種:黄熱ワクチン

●黄熱ワクチン

国立国際医療研究センター:トラベルクリニック行ってきた。

1日目:問診
2日目:予防接種

2日間の日程の1日目

●黄熱病とは、

アフリカと中南米の一部の国で感染のリスクがあるウィルス性の疾患で蚊によって媒介されます。
国際的な感染症の拡大を予防するための対象となっている唯一の疾患です。
感染予防に非常に効果的なワクチン接種を受けていないと入国できなかったり、他の国への移動が制限されていることになります。
このため、黄熱ワクチンが必要な国に渡航する時には、義務的に接種を受けなければならない。

ワクチンを打った証明書が、通称「イエローカード」

これさえあれば、予防接種関連で行けない国はない。
そう、世界一周の最低限度の予防接種。

最低限度でいい。
行けない国がないならいい。
予防接種してないせいで、病気になったらネタにするから。

●日本の黄熱病のワクチン状況(2019.3.1現在)

「旧薬」と「新薬」の狭間であり日本未承認のワクチンしかない状況である。

どういう事か?
 製薬会社が「旧薬」作るの事情があって辞めまーす。
 やべ、日本の「新薬」って承認に時間かかるんだったー、
 「旧薬」辞めるタイミングに間に合わないーテヘペロ。
 「旧薬」と「新薬」の間の1年間はしょうがないから、
 研究の一環の「治験」にして、ワクチンの接種を行うことにすっか。

ただ、「治験」といっても、それは日本の中だけでの話で、実際にその薬は世界中で使われている。

ここに一つの闇が、
世界中で使われている薬を、日本で承認するのに時間がかかる。
海外では承認されいる薬を、日本でもう一度同じことをやって承認しなければいけない謎ルール。

●費用

予防接種なので、全額自費診療。
「治験」の程なので、注射の接種料は無料(通常は11180円、俺調べ)。
1日目:問診3045円+2日目:イエローカード発行料3240円=6280円
ほぼ半額!

●結果

将来、「世界一周」行こうと思っているなら、今、注射打っとけ。
(ただし女性の妊娠中や妊娠疑いはやめとけ)
イエローカードの有効期限はないぞ。
ただ、注射打ったら、行きたくなるぞ「世界一周」に。

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湯浅淳一
あなたの琴線に触れる文字を綴りたい。