【約束は守るもの】という話
こんばんは、
先週は仙台〜郡山と東北地方を出張で回っていました。
東北地方には個人的な想い入れが幾つかあります。
一つはやはり「震災」です。
自分は高校3年生の時に震災を経験しましたが、
その際は現実味が全くなく、ただ流れるニュースを
客観的に眺めている自分と、親戚を心配する家族の顔が
思い起こされます。
あの経験から自身に残った想いは一つで
あまりにも自分は「無力」だという事です。
その事がきっかけで、社会に出たら必ず東北に貢献する事を一つでもやりたいと考えていました。
ちなみに自社では今でもこのような活動を続けています。
想い入れがある2つ目の理由は「東北採用」です。
採用人事一年目、しっかりと狙った採用を全国で実施したい想いのもと、 勝手に始めたのが「東北採用」
当時の上司に想いを伝え「やってみな」の一言で始まり、
そこからノウハウを活用して、
・北陸
・東海
・中国
・四国
・九州
と、全国各地に採用のフィールドを広げました。
当時、「就活格差」と言われる地方と大都市に情報ギャップに 真っ向から挑み、就活セミナーを兼ねた選考会を実施して参りました。
まとめると、私は自分の成長の軌跡に「東北」という存在がある気がして、こよなく東北の地を大切にしています。
それはさておき、今日は「約束は守るもの」と言うお話しでしたね。
実は私、今回の出張で一つの約束を果たしてきました。
何気ない約束ですが、それは1年目の社員と、内定時期に結んだ約束です。 彼は内定時にプロジェクトで結果をだし、その結果を讃え、褒賞ディナーへ行く約束をしていました。しかし、コロナ禍の状況につき、その話が流れに流れ、入社の日を迎えてしまっている状況でした。
私としては宣言が明けた際「今しかない❗️」と思い、早々に彼とアポイントを取り、勤務地である郡山に行くことにしました。
彼は褒賞のディナー場所を駅近くにある「BAR」を指定してくれました。
焼肉とか、寿司とかでなく、「BAR🍷❔」と思いましたが、新卒1年目、行ってみたいところと言ったら「なるほどな」と思いながら二人での時間を過ごし、結果、最高のひと時となりました。
帰りの新幹線で、彼に言われた一言を、ふと思い出したんです。
「いや、無いと思いましたよ。」
この言葉の意味は「実現しないと思いましたよ」という含みが込められていました。
自分自身も、そう思わせてしまって「申し訳ない」という気持ちと実現できて「よかった」という2つの想いがありました。
なぜ、この言葉について自分が考えたんだろうか❔
きっと、自分も過去に同じような思いをした経験があるから。
私の場合は果たされない「約束」を1度だけ味わってきた。
それは新卒1年目の時、ここで詳細を書くつもりはないが、その時は本当に、がっかりしたことを覚えている。
採用人事になって、よく人事と学生の約束について耳にすることがある。
「選考を案内する」という約束
「個別で面談する」という約束
「成果に対してお礼をする」という約束
皆さん、約束を果たしていますか❔
守れない約束を結んでいませんか❔
この問いが、胸に刺さる人事さんはいらっしゃいませんか❔
いたとするなら、襟、正してください。
必ず、見てますから学生さん。
その場凌ぎで、いいことだけを言う大人に、がっかりさせないでください。そして、今からでも果たせる約束があるなら果たしてください。
間に合うものもあるはずです。
話は戻りますが、私が冒頭に話した「東北への貢献」は、自分に対する約束でした。社会人になってそれを、「ハート会」と「新卒採用」という形で果たしてきました。
こんな時、いつもに増して、仕事や取り組みに力が入る気がします。
だからこそ、約束は守るものです。
最後は愛娘の1枚。
運動会頑張ったら、
おむすびまんのブロック買うって約束したもんね。笑