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【スローライフ】時間の見直し。自分の見直し。

今回の記事は「スローライフについて」

スローになる

急速な世界の変化の中で、お仕事だけでなく、日常生活においても忙しくて、なかなか一旦作業を止めることが難しく、

生産性を上げるために常にスピード上げることに疲れが出てきます。

僕は、20代後半に突入した頃から、時間が過ぎていくスピードが早く、このまま過ぎてしまうことに若干怯えています。

ということで、今回は”スロー”であることや”立ち止まってみること”の大切さを考えてみました。

本題に行く前に、今回は一冊の本を参考にした記事になっています。
参考にした本は『都会から始まる新しい生き方のデザイン』です。

"スロー"を大切にする

“時間を見直す、ということは結局人生を見直すってこと。

常に追われているからさ、追われていると自分はもう主人公じゃなくて何かにコントロールされている。
で、もう一度ストップしてみたら、ああ、実は追っているのは自分の思いこみで、自分にはこの瞬間にどう生きるかという選択肢がある、ということにつながる大事になきっかけだと思う。

『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』辻信一さん語り(辻信一さん×ソーヤー海さん対談 

時間の流れは2種類あると思っています。

「人間が作る社会のスピード」と「自然のスピード」

「人間が作るスピード」は、経済や開発やIT技術の進歩などの、人によって作られるスピード。

「自然のスピード」は、芽が出て葉をつけ実がなったり、海の満ち欠けなど、自然が作り出すスピード。

「スローライフ」や「スローな時間」の意味は、後者のスピードだと思います。

地球ありきの人間社会であるのにも関わらず、都会では1日の中で一度も土を踏まない日だってあります。

それでは自然のことを学ばずに生活してしまい、自然のありがたさを知りません。

元々は自然と調和する生き方をしてきた動物。

スローを感じれた瞬間に、自分の時間の使い方を知ることができると思ってます。

”今”を感じること

追っていたり追われていたりする場合って”今”がないんだよね。”今”に戻ってこられない歯車の中で、死に向かっている。

『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』ソーヤー海さん語り(辻信一さん×ソーヤー海さん対談 )

一旦止まって、“今”何を考えているか、”今”何が触れていて、どんな匂いがしているかを日常生活のどこかで感じることを意識しています。

僕の場合、アプリを利用して一旦立ち止まって"今"を意識しています。

↑このアプリ、定期的にベルがなります。

ベルが鳴るたびに、一旦立ち止まって、目を閉じる。
ベルの反響音がなくなったら目を開ける。

ベルの音が響いている間の目を閉じている時間は、今の感触や呼吸に意識を向けます。
軽い瞑想状態に入るということです。

一旦、気持ちを落ち着かせ、”自分”と”今”を向き合うことができます。


”のろま”は軽蔑すること?

僕が惹かれたのは移民や難民、黒人といったマイノリティの人たち。面白いことにこういうマイノリティの人たちは主流社会から「のろま」と言われて軽蔑されている。スローなんだ。

『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』辻信一さん語り(辻信一さん×ソーヤー海さん対談 

ノロマは生産性がないということで、軽蔑されてきたとされています。

ノロマは軽蔑する対象なのでしょうか?

この本で辻信一さんも仰っているように、僕も決してそうではないと思っています。

”スロー”の話に戻りますが、僕は”スロー”を自然のスピードと認識しています。

オーガニック野菜の生産は”スロー”に基づいて作られます。

味噌や醤油、お酢など日本食に欠かせない食文化の「発酵」も”スロー”に基づいています。


むしろ、生産と効率を求めて、環境を壊していたりや体力を蝕んでいく、現代社会
を見直す必要があるんじゃないでしょうか。

まとめ

「時間」は、大切なテーマ。

今の生活は、誰を対象にした時間なのかを考えると、おそらく自分ではなく「相手の時間」を対象にした時間で、生活の半分以上を過ごしています。

お仕事とか、家族とか、友人関係とか。

その時間もとても大切なことだと思っています。

子どもの頃楽しかった瞬間って、時間を忘れて遊びまくったり、何か描いたり作ったりしているときでした。
その時間は、自分の時間でした。
その時間は、”スロー”な時間でした。

その時間は僕が大切にしている”サステナブルライフ”を作っている大切な要素です。

この本は、そういった時間のことやスローな暮らしについて書かれています。
持続可能な生活、より楽しく、より豊に生活をするための本です。
おすすめの一冊です。


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