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若さとは何か

今日のトピックはこれです!

若いってどういうことかなって考えました。

そこで、このような結論を考えました。

若さとは、創造と破壊の入れ替えサイクルが高速であること。

良くも悪くも、こういうことじゃないかなって思います。

例えば、死滅する細胞と、新たに生成される細胞がありますけれども、私たちが若い時は、その破壊と生成が頻繁に行われるようです。

年老いてくると、死滅する細胞や、弱っていく細胞が新しく生成される細胞よりも増えてしまう。

癌細胞なんていうのも、細胞ですから、若い方が癌の成長は早いようなんですよね。これは嫌ですよね。だから、良くも悪くも、創造と破壊のサイクルが高速なんですね。


このことからヒントとして考えるんですけど、私たちは創造性のある作業を行うことがあります。で、年老いたからもうそんなの無理。っていう人は、もう年寄りだなって思いますね。年齢は若くても、創造力のない人。自分の考え(間違った考え)を頑として曲げない人とか、そういう人はやっぱり、老いちゃってるな、って思いますね。老いっていうのは、考えると部首(耂=おいかんむり)が同じですよね。考えるの、下の部位は、丂ですが、これは、彫刻刀とか、鑿の意味だそうです。ここから、打つ、叩くと言う意味を持つのだとか。だから、凝り固まった考えに、ガツンとダメージを与えて、別の考えにしていくってことかなと。

じゃあ、頻繁に考えを変えて、頻繁に新しい考え方を取り入れていくってことが若いってことなんだろうって思います。

で、やっぱり、良くも悪くも なわけですから、これがいいかどうかは別の話。若いから道を誤るってこともあるわけです。若い人たちが道を誤りやすいのは、自分達の思考回路の生成と破壊のプロセスの合間に、別の人たちの考えが入り込んで、それを元にして生成と破壊のプロセスがどんどん高速に行われて行くからかもしれません。だから、若い人たちは刷り込みが行われやすいんですよね。

逆に、年を取って、自分の考え方が固定してきた人たちは、他者の意見の影響を受けにくくなるのです。だから、これが却って裏目に出る、ということもあります。凝り固まった考えを全く曲げなかったり、新しい考えに頭がついていかないっていうことがよくあるんですよね。それが、老害と言われるものに発展していくこともありますね。

こうした、破壊されなくなっちゃったものを、破壊するのは、自分の内部の意識改革、啓蒙から行われることもありますが、他者が別の考えを呈示して、破壊しにくることもあります。今のようなネット社会では、そういうことが突如として起こる可能性があります。

普通、人は保守的に物事を考えます。自分にとって今の考えが都合が良ければ、その考えを守ります。他の人が言う意見が正しく聞こえて、自分が考えを改める、というのは、基本的に嫌う傾向にありますね。子供でさえも、こうした傾向は割と強かったりします。彼らは、肉体の細胞という意味では若いかもしれませんけれども、人によっては、やっぱりどこかで老いをはらんでいることもあるのではないか…そのように思います。全てが若いのならば、苦手なものも、すぐに更新され、克服されていくのではないか。あらゆるものも、柔軟に受け入れていけるのではないか、そんな気がします。

80歳でアプリケーションを開発した若宮正子さんが若々しく見えるのは、新しいものを取り入れて、創造と破壊のプロセスをぐんぐん行っているからだなぁって感じます。

皆さんも、自分はもう年だし・・・っていう考え方は捨てて、自分の中の若い部分を、大切にしていってもらいたいものですね。そこをうまく使っていくと、いつまでも若くいられるんじゃないかなって思います。見た目は年寄りかもしれませんけど、それは仕方ないですよね。


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