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小説「中目黒の街角で」の投稿を終えました②
昨日は小説「中目黒の街角で」を書き始めたきっかけと、テーマについてお話しました。そして今日も引き続き・・・
この小説は「夢」についても書いています。主人公は、10代の頃に出会ったDJと言う職業に魅せられて青春を過ごします。しかし、夢は叶えられず社会に出て、だけど夢を叶えられなかった自分の人生に何かを見つけようともがいて、壮年期を鬱屈した気持ちで過ごしてゆきます。
がむしゃらに夢を語ることが許された20代が過ぎ、30代になって、大人になったようななっていないような。誰もが夢を早々に諦めている風だけど、本当はそんなことなくて・・・そんな感情を、これも正直に描こうと意識しました。
途中、主人公は自分の夢をヒロインと結ばれることに置き換えます。そして、ヒロインの子供に出会うことで、やっと自分の夢を昇華して新しい道を歩もうと決意します。結婚や出産も、ある意味では夢を精算するためにあったりもするのかなあと(これはあくまで僕個人が感じるところですが)思ってここは書きました。そうやって置換していかないと生きてゆけないと言うか・・・。
多分、こんなことを思ったのは僕がこの歳まで独身であるからかもしれません。そして、自分自身が今でも夢を追いかけているからだとも思います。
なかなか難しい問題ではありますが、ここも共感を得ていただいたりしたら良いなと思った部分ではあります。明日へ続く・・・
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