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DJが観るべき映画

 前にもこのnoteで紹介しましたが、イビサ島でDJとして活動しているジョン・サ・トリンサのドキュメンタリー映画「太陽と踊らせて」を観に行ってきました。

 いやー。DJの価値観も変わったし、人生を考えさせられました。日本ではまだ文化としても仕事としても認知を得ていないDJ。ともすれば歳をとったらやるものではないみたいな風潮があったりします。でも、そんなことないんじゃない?って思えました。考えてみれば、音楽ってずっと人の人生に寄り添っているものだし、それを奏でるDJはいくつになっても必要とされるのではないかと。

 僕はDJから音楽を始めました。そして今はサラリーマンをやりながら細々と音楽を続けていますが、あらためてDJもまたやっていきたいなと。そしてできればジョンさんのようにずっと続けていきたい。そのためには、今後どんな人生を歩んでいくべきなのか、を考える良いきっかけとなりました。何よりジョンさんの笑顔が魅力的で。こんなふうに歳を取りたいなーと本当に心から思いました。

 個人的には「母が死んだ時に全てが変わり、ルーツを捨ててイビサ島に来た」と言うジョンさんの言葉が印象的でした。ジョンさんのように生きるにはどこかで自分のルーツを捨てる決断も必要かもなと考えたり。まあ、まだまだ東京にいるけど40歳を迎える僕にとっては頭を叩かれたような気がしました。

 イビサの美しい景色。映画の中の音楽も素晴らしいのでDJではない方でも楽しめる映画ですので、おすすめです。いやーマジでDJ再開しよう。

 ちなみにジョンさんのMIXはこちらで聴けます。チルくて夏にぴったりです。聴きに行きたいなー。


僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。