農と食と地域のDiary.10/4~10/8
私たちが一番大事にしていること。
それは必ず現地に行くことです。
北海道から、南は沖縄、海外までも。
その移動距離は一年間で地球を5周以上している計算になります。
ブランディングディレクター、長岡の日本全国での現場の活動をお知らせします!(おすすめグルメ情報も!)
10/4(金)
この日は朝9時から北海道十勝本別町にある北海道立農業大学校で授業を担当しました!
外部講師としての毎年恒例のこの授業。
今年の授業科目も「6次産業化実践論」。
中長期的な事業成長に貢献するブランディングを行い、一年後には忘れ去られるような消費されるブランドではなく、本質的な価値と意義のある、市場から長く愛されるブランドを創る実践的な内容を組み立てて、午前中びっちりの授業でした。
毎年そうですが、これからの農業経営の担い手を育成していく教育機関に、少しでも僕たちの活動が役に立つ事が出来ればと、授業を担当させてもらって、本当に責任とやりがいを感じます。
これから将来、一緒に何か取り組みが出来る事を願ってます!
午後からは帯広本社に戻って、オンラインミーティング3件で終了。
10/7(月)
朝イチのとかち帯広→羽田へ向かい、そのまま新幹線で名古屋、そして乗り継いで四日市市に。
四日市市にあるお酢の会社さんとブランディングのミーティングを。
ミーティング終了後は、そのお酢を使ってくれているという四日市駅前のお寿司屋さんで会食。
近鉄四日市駅から徒歩2分ミシュラン掲載店のお鮨屋さん「たかぎ」さん。
店主の高木氏は、四日市にある都ホテルの「日本料理都」ご出身。
おまかせコースは、前半はつまみで入り、後半は地元伊勢湾産の魚介類のオンパレード!
何と言ってもシャリは小ぶりかつ、僕の大好きな赤酢使用。
赤酢は地元mikura vinegaryの三年熟成赤酢。
三重県産の日本酒酒粕にこだわった、地産地消の三重県産赤酢が最高です。
ペアリングの日本酒のセレクトも、地元三重の酒蔵から直送され、さらに引き立ててくれます。
このようなエリアでお店を営まれているこのスタンスに学ぶべき事、たくさんあります。
三重県四日市に名店あり。
地元生産者さんとの繋がりを大事にされながら、フランクでカウンター越しで会話も楽しませてくれる高木さん。ごちそうさまでした!
食事終了後は、名古屋まで戻り、そのまま新幹線で京都まで移動して終了。
10/8(火)
朝早く京都から広島まで新幹線で移動して、「牛乳で人々を健康に、酪農で村を豊かに」をミッションに掲げる広島県のサゴタニ牧農さんへ伺いました。
牧場内には、生乳を使用したジェラートの工房「アルトピアーノ」があり、 牧草地を眺めながらおいしいジェラートをいただくことができます。
また、牧場では地元野菜の販売や体験乳搾り、バターづくりなども体験できます。
色々な課題も聞かせてもらいましたが、課題が無い企業は皆無です。
でもポジティブに少しずつ前に進みながら、長期的に事業発展へ向けた取り組みを一緒に行っていければと思っています!
久保さん、ありがとうございました!
そしてそのまま広島県三次市の果物観光農園、平田観光農園さんに伺ってきました。ぶどう狩り・いちご狩り・梨狩り・りんご狩りなど、1年中、旬のフルーツ狩りが一年中楽しめる観光農園です。
園内には採れたてフルーツのデザートなどを提供する古民家カフェや、地元の食材を使った田舎料理を満喫できる施設もあったり、フルーツピザやパフェづくり体験も出来たりする、日本の観光農園のパイオニアと言われる存在です。
果実の新たな食べ方を提案することにより、果実の付加価値と農園来場者の満足度向上につなげています。
10年ほど前から伺いたいと思いながら、やっとやっと現場に伺う事ができ、色々な角度から農業ブランディングについて、意見交換出来ました。
観光農業を通じて自然の恵み・学ぶを提供し、新しい観光農園を目指すその在り方は、また新しい発見がありました。
平田社長、ありがとうございました!
夜は平田社長と会食でさらに意見交換!