まず深夜のチキンから始めよう
失意の人生に生きる価値を見出すcookbook レヴュー編
生き方には、ひとそれぞれのかたちがあるのが当たり前です。
ひとりで生きるのがベストだと判断すればそうすればいいし、誰かといっしょになりたいと思えたら、そうしたっていい。
ぼく自身、自分が結婚するとは思ってなかったフシがあります。
妻もそうみたい。
そういうひとの多様な生き方をここ最近のcookbookは非常に反映していて、例えば、おひとりさま向けのcookbook『Solo: A Modern Cookbook for a Party of One』なんかは、昨年のEaterアワードでクックブック・オブ・ザ・イヤーを受賞したりしています。
今日ご紹介するのは、大事な連れ合いを亡くしてしまったひとが、この世界に残されて失意の日々を送りながらも、それでも自分は生きていくのだと決めた、その意思表明とも言えるcookbook。
だれかといっしょに生きていくことを決めても、不慮の事故や病気などで大切なパートナーを失ってしまうことは大いにあり得ること。
そんなとき、こういうcookbookがあなたに生きる勇気を与えてくれるかもしれません。
アメリカの公共ラジオ放送「ナショナル・パブリック・ラジオ」(作家のポール・オースターがこの放送局の番組を通じて実話ストーリーを集め、『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』を編纂したことは有名ですね)のウェブサイトに掲載された記事をもとにお伝えしたいと思います。
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