見出し画像

韓母さんの絶品チヂミ

滞在中、「何食べたい?」と毎度聞いてくれる優しい韓母さん。

決まってチヂミをリクエストする。

韓母さんのチヂミは今まで知っていたチヂミとまるで違うのだ。
初めて作ってもらった時から虜になったわたし。

そば粉を使った生地にニラと海鮮がふんだんに入っており、揚げ焼きにも関わらずもたれ知らずでパクパクいけてしまう。

今回は詳しい作り方を探るべく、韓母さんに張り付いて観察してみた。

材料は
そば粉、テジカムジャ粉、水をそれぞれ2:1:3の割合で混ぜ、塩少々を入れ生地を作る。

テジカムジャ粉、、?
はて、、?

直訳するとブタ芋粉。
調べると、日本では菊芋の粉のことだった。

テジカムジャ=菊芋

しかしながら、菊芋粉は日本じゃ健康食品的な立ち位置で食材としては割高だ。
代替案は小麦粉か同じデンプン系ならば片栗粉あたりだろうか、、
*因みに韓母は市場の粉屋さんでそば粉とテジカムジャ粉を調合したものを使用。
日本の菊芋粉の値段を見せたら「高い!」と驚いていた。

気を取り直して、作り方の続きを。

使う具材は今回
・ニラ 大量
・玉ねぎ 少々
・イカとムール貝 沢山

ニラどっさり

海鮮の種類は毎回変われどイカは絶対入っている。

先程の生地に、ニラと玉ねぎを豪快に入れて混ぜ、後から海鮮も合わせる。

生地を満遍なく纏わせるには手が1番の道具のようだ。


肝心要な焼き方のコツについては以下である。
・まず油をケチってはならない。
・生地を入れる際薄く均一に入れる。
・フチの生地が色付いてカリっとなってきたらひっくり返す。

そろそろひっくり返す時


そうして焼き上がった韓母さん流チヂミ〜👏

具材と生地の割合が絶妙!


日本で見かける小麦粉で厚ぼったく焼いたチヂミとは全く別物なのだ。

韓母さんのチヂミはうすいので素材の水分でモチっとした部分もあるのだが、そこは蕎麦がきのような美味しさ。
そしてカリっとした部分は香ばしく、箸が止まらない。

一緒に添えらたつけダレは
醤油、酢、唐辛子粉、ネギ、ゴマ油、仕上げに白ごまパラり。
チヂミと最高のコンビネーション!

「どんどんお食べ!」と、次々とサーブされるチヂミたち。
負けじと食らうわたし。
まるでわんこ蕎麦の如し。

アツアツをお箸で割きながら食べる幸せを今回もしっかりと噛み締めたのであった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?