韓国の田舎で家ごはん②
朝起きたら韓国ビール Cass のグラスに花が飾られていた。
何の花か聞いたら、さつまいもだよ、と。
花とか飾らなさそうなオトーさんなのにね、
そのギャップがなんだかかわいい。
朝ごはんは鶏のお粥。
若鶏を使う参鶏湯と違い、オトナの鶏を使った料理の為、肉の旨味が濃く歯応えもしっかり。
---歳を重ねて旨味を増す---
私自身もそうでありたい。
美味しくておかわり2回。
ついつい食べ過ぎてしまう韓国。
腹ごなしに、オトーさんの畑までさんぽ
エゴマ、唐辛子、キムチ用の白菜(水分少ない品種)、大根などが元気に育っていた。
これからニンニクを植えるそう。
どれも韓国の食卓に欠かせない役者たちだ。
にしても、今日は夏みたいに暑い。
10月に入ったと言うのに、、
シッケと言う韓国の薄甘く美味しいドリンクで喉を潤す〜
日本の米麹甘酒をうすくした版!というのがしっくりくるようなお味です。
手作りで美味しい。
今日みたいな暑い日にピッタリ
家の庭では唐辛子が日干しされていた。
↑家にめっちゃストックあるの見たよ&畑で新たに実ってる分もあるよ、、
ほんと、かなりの量を家庭で使ってるんだな〜
この唐辛子たち、夕方には家に取り込んで、また次の日干していました。丁寧な手仕事。
次の日は帰る日で
朝ごはんにはワカメスープが登場しました。
貝の出汁と牛肉のダシがしっかり出ていて、
とってもおいしい。
これもおかわり2回。
出汁の味を壊さないこの塩味は何を使っているのか?聞いたらマグロの魚醤だった。
しっかりめに入ったニンニクも効いている。
ソウルのオカーさんともまた違った味で、これだから家庭料理の探求は楽しい。
帰るまでの時間、
庭にある私のお気に入りの大きなテーブルに集って、蒸した栗やジャガイモを食べた。
ようやく秋の風を感じる。
韓国の田舎で過ごす時間はゆっくりと濃厚で、
今住んでいる日本の田舎ともまたちょっと違う風情を感じさせてくれる。
この栗だって、畑に行く途中の道で採ったものだし、誰のものでもない野良の栗の木をみんな適当に食べたい時に採るって自由なかんじ、なんかいいなと思った。
そのおおらかさ故、
最終日、壁掛け時計が15分も遅れたままというトラップに引っ掛かり、迎えのタクシーに催促のクラクションを鳴らされまくったのも今となっては良い思い出である。
また来るね、ポルギョ!
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