世界資産としてのCDとレコードをどう活かすか
CDをflacファイルにデジタル音源としてブルーレイレコーダーにリッピングする作業
しかし、いくつか問題・課題が発生。
1.ブルーレイレコーダーに音楽ファイル用HDDが増設できない!
ブルーレイレコーダーDIGAのHDD容量が1TB。外付けHDD3TBを繋げて見るものの、CD音源をリッピングする際には外付けHDDにファイルを入れられないことが判明した。そもそもPCのように保存先を変更するという自由度がDIGAにはなかった。
2.ツタヤディスカスのレンタルの郵送ペースが遅い!
1回に2枚、聴いたら(データに落としたら)郵送で返却するというフローは実際にやってみると約3日間かかる。こうなると月に20枚までしか借りれないことになる。しかも1ヶ月約2000円の利用料である。1枚100円のレンタル料。決して高くないが、レンタルCDをリッピングすることばかりになってしまい、せっかくの音楽鑑賞になっていないのではないかという気がしてきた。
3.ブルーレイレコーダーのCD再生の音質は良いのか?
一応flacファイルで音源データをリッピングするとはいえ、再生はHDMIから音声を聴く場合はアナログで音声分離させているので、ここで音質劣化は否めない。
音源データ化はやめないものの、再生環境は今後の課題(ネットワーク上のオーディオプレーヤーを介して、アンプに音声を出力させることは今後の可能性としては残される)である。
と3つの問題・課題が明らかになったので、
外付けHDDをとりあえず外し、将来的にNAS化する方向で行く
ツタヤディスカスの定額借り放題をやめ、1枚ずつ借りる形に変更
CD再生音質向上のため、CDプレーヤー投入
CDプレーヤーは以下
リンクはAmazonだが、私はヨドバシカメラで購入した。
実質2万円前後の一般的には激安の部類。エントリークラスのもの。
音質は想像以上に良い。いつも思っていることだが、オーディオ環境は工夫はしても安易にお金を投じないようにしている。(とは言え、色々買ったことは買った)
CDはなるべく買わずにアナログレコードを収集する方向ではいるものの、色々調査みると、CDも大切な音源として拾い上げるべきものがあるし、あらためて再生環境を構築し直すことが必要だとも思うようになった。
ここで確認する
なぜそこまで再生環境が大切なのか?である。
アナログレコードでもCDでも再生環境(オーディオ装置、セッティング)によって音楽の響き方が大きく異なることを私は知っているからである。
しかし、装置に投資するのもバランスが必要である。
私が構築したシステムのおおよその金額を記載する。
プリメインアンプ 28,000円
アナログレコードプレーヤー 20,000円
ブルーレイプレーヤー(HDD1TB)34,000円
CDプレーヤー 20,000円
スピーカー(中古1組)8,000円
ケーブル類 5,000円
計 115,000円
スピーカーは既存のバックロードホーンスピーカー(自作)のみなら不要。
ケーブルも手持ちの適当なものを使えば不要である。
そうすると、だいたい10万円くらいでCDとアナログレコードを再生・保存できる環境は整う。
これを高額と見るか、低廉と見るかはそれぞれだが、
ブルーレイレコーダーを除けば7万円ほどで構築できるし、
今スマホを一括で買ったら、iPhoneだと10万円くらいするので、そう考えると音楽の記録を大切にしたいなら、決して高額な投資ではないと私は思う。
重視することは
音楽は生でも録音でもそれが演奏・再生されなければ、死蔵されてしまうこと。
だから
・生なら演奏家に継続して演奏してもらうモデルを作る
・録音音源ならば記録を理想に近い形で保存・再生する
この2つが大切だと私は考える。
今日は特に録音音源について書いてみた。
まだ課題はある。
CDをリアルなものとして保存をするというのはどうしても場所が必要で、個人が収集するには限界がある。そうなると公的施設の活用も必要になるだろう。
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