サン・セバスチャンで美食倶楽部
Day23 2024/06/06(木)
おはようございます。サン・セバスチャンで最初の朝を迎えました。今日は有名店を中心に巡る予定ですが、サン・セバスチャンのバルの多くは昼12:00-15:00、夜19:00-23:00の2部制で営業しています。お店によって多少開店・閉店時間にばらつきがあるのですが、昼の部までの時間はラコンチャ海岸を散策することにしました。
サン・セバスチャンはスペイン北部のバスク地方にあり、ビスケー湾に面しています。大きなビーチが2つあり、その1つがラ・コンチャ海岸。ゆったりと日光浴を楽しむ方が多いようですが、まだ朝早いので、人影はほとんどありません。
穏やかな波の音に癒されます。砂浜にはアートを書いている方がいらっしゃいました。朝の名物のようです。
振り返ると、モンテ・ウルグルという山が見えます。改めて、素敵な景色に囲まれた魅力的な街ですね。
時間があるので、橋を渡ってZurriola Beachへ。こちらのビーチは波が高く、サーファーに人気のようです。
昨日気に入ったビール、Kelerの醸造所もありました。
さて、のんびりと歩いて旧市街に戻ります。旧市街の街中にもアートが点在していて面白いです。
昼の部、最初のお店は「Gadarias」。肉料理がウリのお店です。ここは開店時間が11:00~と早いのです。開店時間にいくとお客はまだまばらで、問題なく着席出来ました。タパスを2つほどいただきましたが、とても洗練されたお味でした!美味しい!
次に向かったのは「La vina」。バスクチーズケーキの名店です。チーズケーキ以外のタパスもありましたが、まずは名物をいただきましょう。1注文に対して2切れついてきます。コーヒーと一緒にいただきましたが、とてもまろやかで美味しかったです!シンプルなケーキですが、クリームチーズが違うのでしょうか?
調子に乗って、3軒目は「Casa Urola」へ。ミシュラン掲載店です。ホタテ料理が美味しいとのことでしたが、見当たらず、マスのタパスやアンチョビのピンチョスをいただきます。美味しいじゃあないですか!チャコリも進みますね。
仕上がってきておりますが、昼の部最後となる4軒目「Txepetxa」に到着。ここはアンチョビや酢漬けの鰯が得意だそうです。一番シンプルなアンチョビのタパスを選びましたが、塩味が効いていてとても美味しかったです。
大満足の昼の部でした!しかしこの狭い旧市街の中にミシュラン掲載店があっちにもこっちにも普通に存在するというのは脅威ですね。
ホテルの部屋で休憩するも、夜の部までの時間を持て余し、水族館へ行ってみることにしました。しかしサン・セバスチャンの観光客は昼・夜の部以外の時間は何をしているのでしょうか?ビーチにいるのでしょうか・・?水族館は期待していたよりも見ごたえがあり楽しかったです。
そしてKeler醸造所の隣のバー(メキシカンレストラン?)が開店していたので、Kelerを一杯飲んでゆったりと夜の部を待ちます。
18:45。夜の部の戦いの始まりが近づいてきました。昨日見ていたのですが、有名店はどこも行列ができていたので、開店直後を狙う作戦で挑みます。向かった先は「Ganbara」。キノコが自慢のお店です。ここは絶対に行きたかったのです。
このお店は完全着席(or着テーブル)制になっています。私は運よく外のテーブルをあてがってもらえました。チャコリをいただきながら期待に胸をふくらませていると、来ました!1品目はチャングロ蟹のタルト。濃厚で美味い!そしてキノコのソテー。1種類と3種類から選べるのですが、シンプルな1種類を選択。これが最高に美味しかった!塩でシンプルにソテーされているのですが何とも味わい深い。中央の半熟卵をあえると味変も楽しめます。感動的な一皿でした。
もっと注文したい気持ちをグッとこらえて、2軒目「Borda berri」へ。ここは19:30開店なので30分遅いのです。従って、「Ganbara」→「Borda berri」の開店直後梯子が可能です。こういうのはちょっとガツガツしてて恥ずかしい気持ちもあるのですが、ほんとに大行列になっちゃうので食べられないんですよね。。お許しください。「Borda berri」では、まず名物の羊チーズのリゾットをいただきます。食べたことのない美味しさだわ!そしてほほ肉の赤ワイン煮込み。肉の旨味を堪能しつつ、トマトソースの酸味で後味が綺麗。もう大満足。
その後は入れそうなバルを見つけて、ピンチョスなどつまみつつ、Kelerのビールで締めた2日目でした。
食べるもの食べるもの美味しくて、感動の連続サン・セバスチャン。しかしこの街は長期滞在すると体を壊しそうですね笑。
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