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現代人の子育ての大変さを実感する
生後25日目。
子育ては本当に根気のいる仕事だ。
最近、なかなか寝てくれない現象が増えてきている。
ミルクをあげても、オムツを換えても、ユラユラしても。
なにをしても寝てくれない。
赤ちゃんを育てるのに一番根気のいるのが、寝かしつけだろう。
現代の人々は特に、根気のいることに慣れていないように思う。
例えば、最近のゲームをやっていても、根性がいらなくなったと感じる。
先日からドラクエ3のリメイクを始めたが、古いバージョンと比べて圧倒的に「ラク」になった。
根性のない現代人をいかにラクさせて飽きさせないようにするか。
その工夫をすることが、ゲームのヒットに繋がることは間違いないだろう。
しかし、社会がラクなほうラクなほうに進む一方で、子育ては一向にラクにならない。なぜなら、子どもを育てることは、手塩にかけることであり、ラクすることとは真逆に位置するからだ。
もちろん、便利な道具は増えている。ミルクを作ったり、電動ベビーラックでゆらゆらさせたりする道具も開発されている。
でも、赤ちゃんを育てる上で重要なのは、子どもの気持ちを知ろうとしたり、心を込めて話しかけたりすることだ。
それを効率良く時短ですることはできない。
おそらく、今の人たちは以前にも増して、子育てが大変になってきているんじゃないだろうか。
そう実感した。