見出し画像

何でもシンプルにすること

私は、ランダムに読書をしているのですが
今週は、たまたま
「Think Sinpleー アップルを生みだす熱狂的哲学」ケン・シーガル
「外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック」山口周 
も読んでいました。

ちゃんとワーキングメモリーが無意識に働いているようで
「減らす技術」が頭の中にあるので
そこに繋げながら、読んでいました。

「Think Sinple」では
伝えたいことは一つに、目的は何?を追求

「外資系コンサルのスライド作成術」では
内容、字数、色等、伝わりやすさのテクニックについて

が私の中に入ってきました。
納得しながら、色々なことを削ぎ落としてシンプルにすることの
素晴らしさと、難しさを感じました。

そこで、思い出したのが
高校1年で習った「志賀直哉」
文章をシンプルにしていながら、伝えたいことを的確に伝えている。

私ごとですが
あの授業から、私は志賀直哉にとっても憧れています。

そして、スティーブ・ジョブズと考え方の根源は同じように思いました。
伝えたいことを、簡潔で的確に…。


仕事で、私が書いた文を上司に直されることがあります。

伝わりにくいだろうと思って、意図してシンプルにしているのですが
その文にたくさんの飾り言葉が足されて、戻ってくることがあります。

ま、上司だからいいんですが
そんな時には、人によって文章の趣味があるなぁ、と感じています。

文章と同じで、ものごともシンプルに考えるようになりました。
きっかけを、思い出そうとしたのですが
思い出せない…何だったんだろう?(歳を取るって嫌ですね)

何でもシンプルに、考えられるようになって
ここ4、5年で、すごく楽になりました。
複雑に見える問題ほど、周りで修飾しているものを取り払えば
骨組みが見えてくる。
見えない時は、自分が見たくないものがあるときかも…と思ったりします。

そして
減らすことって、自分では理解できても
周りの人に共感してもらうのにも、まあまあなパワーが必要になります。

仕事では、今まで、ビルド、ビルド、ビルドされてきた歴史あるものを
結構、減らしてきています。
「減らす」と言う言葉を真正面から使うと、それにアレルギー反応を示してしまう人もいるので
何かと言い方を変えながら、これまでのやり方を変えるようなイメージから入って…と
とても面倒くさいことですが、こういったことが必要な組織です。

ですので、コロナの影響を追い風にすることはできました。

また、わが家の話になると
実際のモノを減らすには、実際の行動が必要で
ここが踏ん張りどころと、3月は、土日ごとにできるだけモノを減らします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?