「手紙屋〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜」喜多川泰 「郵便配達人 花木瞳子が盗み見る」二宮敦人 を読みました
毎日、片道1時間以上の通勤時間を利用してKindle本を耳読しています。
手紙に関する本を2冊読みましたので、ご紹介します。
同じような題材ですが、テイストはまったく異なるものでした。
「手紙屋 〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜」 喜多川泰
読み終えるまでの平均的な時間(2時間46分)
就職活動をしている学生と手紙屋との手紙のやりとりから、主人公が成長していきます。
喜多川泰さんの啓発本的な要素が満載で、中年の私でも、たくさん付箋をつけたい場所がありました。
この本を読んで、私が感じた「人生を生きていく上で大切なこと」は「情熱」だと思いました。
「何かををやりたい」という情熱は、いくつになっても、本当に大切だと思います。
そして、そこから人生が変わると、私も思っています。
「郵便配達人 花木瞳子が盗み見る」 二宮敦人
読み終えるまでの平均的な時間(3時間45分)
郵便配達人の主人公が事件に巻き込まれていきます。思っていたよりも、私にとってはグロテスクな内容が出てきました。
そして、社会で繋がっている人たちは、実はそれほど近しい人ではなくて、だから上手く回っていることも多い…という現代社会を皮肉っているように感じました。
まとめ
特に、私がまとめる必要はないのですが…
どちらにしても手紙というものは、その人のことを考えて書くという手間がある分、アナログではあるけれど、SNSにはない人間味が感じられると思いました。
少なくとも文字を書いている間は、少し緊張しながらも、その人のことを考えているかと思うと、今の時代では、贅沢な時間のような気持ちがしました。
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