父のことを思い出して時間割引率を感じる
父のことを思い出しました。
ちょっと変わっているな、と
子ども心に思っていましたが
健康のことに関しては、とても敏感で
毎日食べるものに、いつも気をつけている父でした。
もちろん、歯にもとても気を配っていました。
それが講じて、40代近隣の少し田舎の山林を買い
木を伐採して、根っこを抜いて開拓して
サラリーマンしながら、ずっと土日に畑をやって
「自分で野菜を作って、安全なものを食べることが贅沢や」
と言って、70歳くらいまでやっていました。
昨年末、癌で80歳でなくなりましたが
一定期間は、放射線治療で入院した後は
在宅、そして最後は緩和ケアに入ると決めていて
在宅での生活(階段の上り下りや入浴、食事など)が
徐々にしんどくなり自分で申告して緩和ケアに入り
結果的に、2週間ほどの利用でしたが
自分で食べられなかったのは、実質2日くらいでした。
本当に、最後まで健康でした。
ひょろっとしてて、スポーツというものはやっていなかったけど
健康に気を配っていて(子どもから見ると本当に変だった)
時間割引率の低い人だったな…と、今になって思えます。
そう言えば、健康以外についても
時間割引率の低い考え方してましたね。
地味だったけど
先のイメージが自分の中に、強烈にあったんだと思います。
それを小さい頃から見ていたので
健康に関しては、敏感に反応していますし
時間割引率が低い素地も、もらっているような気がします。