「その悩み、哲学者が既に答えを出しています」小林昌平
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(4時間22分)
感想…
昔の人、哲学者はもう人間について考え尽くしているだと感じました。
時代は変わっても、その本質は誰かはすでに考えたことなんだ、と言うことが本当によくわ借りました。人間って、だいたい同じことを考えているんですね。
私は「家族が憎い」がなかなか響きました。
まったく同じ話ではないけれど、根本は同じで、結果もわかっていること。
読み終わって思ったことは
答えがわかっても、それが、自分の心の中に落ちるのか、どうかと言うところが問題なんだと…。
いい勉強になりました。
出版社からのコメント
紀元前、古代ギリシャのプラトンは師ソクラテスの突然の死に遭遇し、その後ずっと人の死についての思いをめぐらせながら、「哲学とは死の練習である」という考えに至りました。戦後のフランスで活躍した哲学者サルトルは、背が小さく斜視であるという外見的コンプレックスに苦しみながら、「人は今ある自分じゃないものになることができる」とする「実存主義哲学」でそれを克服しようとしました。このように、「悩み」は紀元前から人類を悩ませ続け、それに思考で解決してきたのが哲学者たちなのです。あなたの悩みをアリストテレスやニーチェに相談してみませんか?
内容(「BOOK」データベースより)
現代人の悩みを哲学者の言葉を使って解説。読むと、悩みが消えて、哲学を学べます!
著者について
1976年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。専攻は哲学・美学。
著書『ウケる技術』(共著、新潮文庫)は20万部のロングセラーとなり、東京大学i.schoolでのワークショップの教材となるなど、その後のビジネス書に大きな影響を与えた。大手企業に主任研究員として勤務する傍ら、学会招待講演、慶応義塾大学ゼミ講師も務める。テーマは人文科学の知見をビジネスに活用する “ Humanities on Industry(HoI)"。