【備忘録】ころべばいいのに(オンライン)
2021年9月1日~10月31日
team Mo.Co.【こどもとおとなの心のための演劇 ころべばいいのに】
原作 ヨシタケシンスケ
脚本・演出 若宮 羊市
→まだ買えますよ!(10月31日販売終了)
BASE team Mo.Co-チームモカ-ショップ
コロナ禍で、初めて、映像で演劇を見ました。
昔、キャラメルボックスやKKP、劇団☆新感線などを見た時感じたのは【収録した芝居は、少なくともわたしの好きな演劇ではなくなっている】でした。
演劇作品を映像作品にリメイクしているものは、ブロードウェイのミュージカルだと割と多い印象。サウンド・オブ・ミュージックとか、レ・ミゼラブルとか?あれは、中身はミュージカルだけど、映像作品用に演出を変えていて、演劇としての良さではなく映画としての良さに起きかわっているなぁという感じ。
商業演劇の映像の、重要シーンの主演俳優の表情アップはわたしが見たい舞台の切り取り方じゃないのよね、おそらく。んで、アマチュアの固定カメラだと画質の問題やらなにやらで全員の表情がボケボケ。どちらも絶妙にわたしが求める舞台映像じゃないのよ。っていうか、全ての演劇ファンに刺さるようには、舞台作品を収録・編集できないのよね、見る箇所が違うから。
で、今回の作品はなんで【観たい!】ってなったかと言いますと……
①ヨシタケシンスケさんの絵本の大ファンである事(絵本数冊と育児書みたいなの持ってる/持ってない絵本も、全部欲しい)
②出演の石井萠水さんの大ファンであること(Twitterでいつも応援していて、女優としても企画者としても素敵なお姉さん)
③映像は舞台を撮影して編集したものでなく、映像作品用に別撮りしたものらしい、と噂を聞いた事
の3点です。もちろん③が無くても観たと思いますが、強い後押しになったのは事実です。
と、前置きが長くなりましたが、備忘録のメインの感想です。
前説、めちゃくちゃ可愛いなぁ。
わたし、萠水さんのこと、天性の女役として産まれた紫吹淳さん、みたいだなぁ(わたしが○○さんと△△さんって似てるよねって言って同意されることめちゃくちゃ少ないので悪しからず)と思っています。お顔立ちがね、凛々しさと愛らしさのベストマッチ。永遠の24歳!
そして、チラシの本文見逃していたんだけど、音楽劇でした。ところどころに歌が挟まるの。本文のテキストを下敷きに、ポップで可愛いお歌!主人公の女の子の可愛さが溢れる。ハートキャッチされましたわよ。
生着替え(笑)も良かった。『女優 石井萠水』から『ヨシタケシンスケガール』になって。あの髪型も、ワンピースも、ドロワーズもめちゃくちゃ似合う。
「何人か、いる」
の後の、嫌そうなお顔が、ヨシタケシンスケさんの絵本と同じ顔になってて、萠水さんの作画担当はヨシタケさんなの?という訳分からん想いに囚われました(笑)ねめつける表情の萠水さん萌。きゅん。
ミニスカワンピースで、小学生女児の縦横無尽な動きをしているのだけど、スカートはためいてもエロスを感じさせないのは、【The☆女優】さんですよね。ちゃんと女児がじったんばったんしてるんだもの。
セットの可愛らしさや、動きや表情の絵本の再現度の高さ、演劇ならではの表現、そして、映像のための演出、好きじゃないわけない。
セルフ励ましセットの入ってる箱の手も、ハチャメチャにヨシタケシンスケイズムで。あの箱が欲しい。中身は自分で詰めるからさ。
ん〜〜。わたしのセルフ励ましセットはなにかしら?
外せないのは、毛布。ライナスじゃないけど、夏でも気に入った肌触りの毛布がないと眠れない。癒し。
あとはポケモンのぬいぐるみ。今は等身大ヨーギラス(最推しポケ)と、なんか、お顔大きいワンパチ(そういう写真のシリーズの犬猫ちゃんいるじゃん。そんな感じ)
食べ物だったら、ポテチ(Calbeeののり塩)かベビースターラーメン丸(おやつカンパニーのチキン)かじゃがりこ(塩ごま油かジャーマンポテト)
あとは、画用紙と鉛筆かな。
萠水さんとジャッキーのコンボは可愛すぎてダメです。反則です。あの格好なのが余計に反則。好きになっちゃう。もう好きだけど。
あ、あとあと!『アイツ』が立体になってて、めちゃくちゃ可愛いの、ずるいなぁ。マフっと抱きつきたい。いや、近づきたくないんだけどね。他人に嫌なことしたくないし、されたくないし(笑)でも、足音?出てくる時の音?がなんか、憎めない感じだし、動きもポップだし、なんか、いいなぁ。なんて、思ったりして。
最後のお歌もパンパカパーンって感じに明るくて、ノリノリになれて、「ころべばいいのに」って気持ちが薄れていくの、良いよねぇ。
エンディングでちょこっと見せてもらえるメイキングが、なんだか涙を誘う。あぁ、女優さんだなぁ。とか。大変そうだなぁ。とか。面白そうだなぁ。とか。やってみたいなぁ。とか。
と、言うことで、めちゃくちゃ楽しみました(*´︶`*)❤︎
舞台作品と、映像作品の折衷案って感じかな?
なんだろう、テレビのプログラムに演劇って無いから、次のような表現になるのを許して欲しいんだけど……。
テレビ番組内で、ステージ上で披露されるコント作品。みたいな見心地というのがわたしの体感でした。
照明もほぼ変化がなく、劇場と違って音量の調整も自分でできる分、感覚過敏のわたしには優しい作品。
ただ、お歌のターンでカメラワークが短時間の割にMVばりにグイグイ動くから、乗り物酔いし易い方は、すこし心構えしといた方がいいかも?わたしは見てる途中で2回ほど休憩してしまいました。目が追いつかないというか、角度の差とか動きに翻弄されたというか…。
めちゃくちゃ面白くて一気見したかったため、そこだけが悔しみ。三半規管よわよわな自分が「ころべばいいのに」です。
そしてですね、冒頭にも書きましたが……。
まだ!購入!出来ます!
→BASE team Mo.Co.-チームモカ-ショップ
めちゃくちゃ可愛いので、ヨシタケシンスケファンも石井萠水ファンもぜひ!みて!
萠水さん、次は【なつみはなんにでもなれる】舞台化希望です!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?