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創造的逃避

おはようございます。TICEコーチ小野寺です。
「ゴールが先、方法は後」です。
創造的逃避は新たな目標に向かって進んでいても、達成した自分を知らないので不安になり、元に戻ろうとすることです。

例えば、バレーボールの試合で実績上位の相手に勝利を手にするまであと3点だとします。点差は10点あり余裕の展開です。
ですが実績上位という過去があり、勝つ予定ではなかったとすると今の状況は予定外となります。何か変だと思い始め、体に緊張がはしり、動きが硬くなり凡ミスを始めます。試合なので勝つことが大きな目標だと思いますが「勝っていいのだろうか」と疑い始めるのです。結果は負けたとします。悔しさもあるでしょうが、自分らしいと安堵もする。
自分を過小評価してはいけません。もっとできるのです。

「ゴールが先、方法は後」
相手チームに我々は既に勝利している。私たちは強いチームであり、このトーナメントで優勝する実力がある。
勝つ方法は試合前に準備できることもあるでしょう。ですが始まってから相手の戦術やチーム状況を判断して勝利に向かう方法を考えるはずです。
ゴールは既に勝っているです。方法はあとから考えましょう。
勝っている事を疑わず、自分らしい、または我々らしいと高いセルフエスティームを維持するのです。

チームのコーチ、監督の言葉は重要です。
結果の良し悪しではなく、プレーヤーの事を信じ、心から応援することです。途中経過で勝っている実力を認め、チームを勝利に導いてあげましょう。実力があるからリードしているのです。そのままゴールまで行きましょう。疑わずに勝利して喜んでいる未来を想像して臨場感を構築するのです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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