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Mリーグでも点数計算の間違い。

昨日のMリーグ、第一試合。南三局一本場。
親でセガサミーフェニックスの茅森早香がドリブンズ渡辺太からの「東」を打ち取った場面。
場風の南をポンして東単騎で聴牌していたところ、渡辺太からの放銃。
牌姿は・・東222s567s 南ポン 789s(チー)

茅森が「ロン!5800は6100」と発声。
続いて実況も「南ホンイツ、5800の一本場6100」と。
しかし画面下部の得点表記は「+6100」ではなく「+8000」と出る。

そして審判室から得点訂正のアナウンス。

南の4符、二索暗刻の4符、東単騎の4符で点パネ。親の40符で7700点に一本場の300点を加え8000点というわけだ。

そう、茅森は親。親の風である「東」は2符。単騎待ちの2符と合計4符なのだ。中や發などの字牌なら点パネはしない。

仮にもプロ。「なんでやねん」と思われる人もいるかもしれない。
しかし戦況に入り込んでいくとこのくらいのミスは頻繁に起こるもの、ましてや自分だけでなくチームやファンたちの応援を背負ってるMリーガー。
そこは寛容な気持ちで流してあげたいところ。

雀ctionではこういうトラブルがない。
それは点パネを導入していないから。

コクのないラーメンと言われるかもしれない。
しかしそれゆえに麻雀を複雑化している大きな要因。それが符計算なのだ。

これが実際のフリー雀荘ならどうなのか。
ましてやオンレートでその1900点の差で順位が入れ替わるならかなり荒れそうである。

符計算のことを言い出したら長くなりそうな論議。
突き詰めれば子でタンピンドラドラを8000というのか7700というのかもルールで分かれ、連風牌を2符と数えるか4符と数えるかも意見はいろいろ。

ベテラン麻雀プロの中でも「麻雀には複雑な符計算があるから一般に広がっていかない」という意見の人も少なくないのだ。

みなさんはどうお考えだろうか。