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dryclover968
無意識下で限界を訴えている
夢を見た。私は飲食店でアルバイトをしている若い学生。世間が連休に浮かれている時期にもしっかりシフトを入れていて、勤務調整も快く引き受けるため店長からは気に入られているようだ。ただ経緯は不明だが「次の四連勤を勤め上げたら死んでしまおう」と決意していて、母親にそれを伝えるという夢だった。
目が覚めたのは午前9時ごろだった。体感では何日も眠ったような気分だった。
睡眠導入剤を飲んだことで「悪夢を見た」と訴える人も患者の中にはいると薬剤師さんに言われていたのをふと思い出す。はたして今見たのは悪夢だっただろうか。母親に感謝を告げて「短いけど頑張って生きた、でもここが私の限界だ」と笑顔でハグをした、あれは悪夢だっただろうか。
ただ、ひどく焦りはした。自分の無意識が「死」という手札を持っていることを自覚させられたからだ。しかもその選択に対する自分の態度が好意的なもので、何の抵抗も感じていないようだったことも焦りを加速させてくる。
起きた時、じわりと汗をかいていて、口の中はからからに渇いていた。水道水で大量のサプリメントを流し込むように飲み、また横になる。心身の状態が悪いことは明らかだ。どうしよう。
という日記を書きながら通勤している。働かなければ生きてはいけない。