純朴な倒木

noteを始めた。日記を読み書きすることを目的に。

純朴な倒木

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最近の記事

フルーチェとプリン

毎週深夜にプリンを作るのが習慣となっている。 卵・牛乳・砂糖などの原料から作るのではなく、粉から作る簡易タイプのプリンである。 粉を溶かすためにお湯や牛乳ではなくを、鍋で温めた豆乳を使って調理している遊びを行うのが至福のときである。 その習慣を続けていたある日の夜、本能のままにドラッグストアに寄った。 自転車を駐輪スペースに置き、施錠していると、後ろから楽しそうに話している声が聞こえてくる。 その声がじわじわ大きくなり、僕の横を通り過ぎた。ふいに目をやると 減量中

    • 立つ鳥跡を濁さず

      久しぶりの日記投稿です。 4ヶ月ぶりの挨拶なので、一応言わせていただきます。 あけましておめでとうございます!年越しには楽しいイベントの印象を抱いていました。 TV番組では若い衆が殴り合い、老いた衆は尻をシバかれる。 鐘は打たれて蕎麦屋が繁盛。 定型文を添えた紙が街中を駆け巡る。 しかし、年々その感覚が薄まっていって、2017年以前は大声でカウントダウンしていましたが、2018年は夜空に輝く月を見つめ (このままクレーターに吸い込まれるんじゃないか?) なんてSFチ

      • ウケる筋トレ

        鍛えるべきは心か身体か。要約するとそんな話です。 目的があって本屋に行ったんです。 買うことを目的に本屋に行くことが珍しく、電車の乗り換えによる空き時間に 「ちょっくら会ってやるか」 という久しぶりに地元に帰ってきた感覚で寄ったりするんですが、結局漫画の試し読みや気になる人の小説やエッセイの新作を眺めてるうちに 「帰るの面倒だし、泊まっていい?」 と思うくらい入り浸ってしまうのが常なんです。 洒落さい話はさておいて… 今回のターゲットとなる本は… 著者が筋肉隆

        • 久しぶりに書きました

          久しぶりに日記を書いています。 夏から始めて、毎日書き綴ろうとしてたんですが、毎日に何も起こらなすぎてネタに困ってしまい、ある日ズルズルとリタイア。 久しぶりに帰ってきたからには、随分と面白い話をこしらえてきたと思われそうですが、突発な復活で大層なことは書けません。 こんなときは、素直な心境を伝えよう。 やりたいことはいっぱいあるんだけど それらを考えすぎると留め処なく膨らんでいって 結局、完成せず破裂。まとめられずにいる。 そんなことで日々が過ぎています。 構想

        フルーチェとプリン

          自己啓発本

          本屋に立ち寄ることがあるのだが、買わないスタンスで挑むと、どの場所でどの立ち振る舞いをすればいいのかわからない。 目的の本があるのなら、コーナーを探してたり、書籍検索ですぐ見つけてレジに運ぶだけで済んで終演。 まず本屋に入ってすぐ、売れ筋ランキングや新刊がお出迎え。 ここで居座るとミーハーだと思われるかもしれないからスルー。 次に文庫本と単行本のアーチをくぐる。 そこで本を眺めると、いかにも好きな先生がいる文学博識に見られそうなのでスルー。 教員免許を持ってなくても“

          自己啓発本

          幸福調整機関

          幸せな時間を楽しんでしまうと、苦痛な生活へと元通りになる損失感の幅が大きくて、耐えられなくなる。 その損失を意識すると、行動の幅が狭くなるから、精神をを消耗して疲れてしまうのは十分承知の上だが、それでも損失の暗闇が怖くてやめられない。 損失感を上回るほどの幸福な行動を求めるべきなのだろうけど、もう数年生きてきて心を満たすものは見つからない。 このまま損失を恐れて生きていく、マイナス方面と向き合って一生を過ごすことからは逃れられないのかもしれない。 どんなに幸せを手に入

          幸福調整機関

          コイントス

          平日のゲーセンにて次の日を待つように年配の方々がコインゲームを嗜む。 ペットボトル片手に、 スマホいじりながら、 隣のプレイを気にしたりして、 コインを投げ込む大人たち。 真剣なのか怠惰なのか判別できない真顔で大量のコインの動向を見ている。 定年を超えて退職すると、生きるだけの暇をつぶすために、近所のゲーセンで遊ぶことを強いられているのだろうか。 その状況を眺め、自分がコインの表裏を10連続当てるまでひたすらコイントスをしまくったことを思い出した。 ちなみに10連

          コイントス

          ラーメン作り

          毎晩お湯入れのインスタント食品を貪り食う生活に萎えていたので、少しほど調理するように茹でるほうのインスタントラーメンをスーパーで買った。 具材で彩りたいので、保存が利くから冷凍庫の奥底で就寝中の冷凍ねぎ、雪のようにとろけてほしいチャーシューを用意した。 (本当はスーパーでタイムセール中のチャーシューを買ってから何を作ろうか考えました) 腹は空いてるんですが、久しぶりの調理に胸を膨らませてた。 まず袋から麺をラーメンを取り出すとき、表紙にラーメンのイメージ写真に載ってい

          ラーメン作り

          箸の支点を端に

          日本に生まれて食事に欠かせない食器、箸。 和食に行くと、スプーンやフォークは蚊帳の外で、必ず箸が渡される。 その箸ですが、持ち方の規定が細かく、覚えるのが難しい。 大人でも我流の持ち方を貫いてる人も少なくない。 自分もその一員なので、他の人が箸の持ち方が汚ないと察知しても釘を刺せない。 その認知度が低い箸の持ち方をみなさんで確認していこう。 [箸の持ち方] 薬指・親指と人差し指の間の付け根で下側の棒を支え、親指・人差し指・中指で鉛筆を持つように上側の棒を持ち、上側の箸を

          箸の支点を端に

          傷口に塩

          質疑応答によるどの職業に向いてるかの自己分析を行う時期があったが、その行事を真面目に受けたことがない。 その人の性格や能力を調べるためにデリカシーなく差し出される刃剥き出しの言葉。 ・友達は多い?少ない? ・コミュニケーションを取れる?取れない? ・アイデアはいっぱい出る?出ない? この質問で毎度のこと劣等感に苛まれ、ペンが進まなくなる。 そのため、この質問責めをカウンター完遂したことがない。 そして分析結果のポジティブな方面のみで構成されているスタンスでめっぽう苦

          サウスポーピエロ

          日本総人口による左利きの割合はわずか1割。 マイノリティなのは周知の事実。 初対面で話題のタネに絶対になって、珍しがられる。 ましてや根拠もないのに天才や芸術的と言われる始末。 簡単に天才の名誉を獲得できるなら、自分も左利きで少数派に乗っかってみたい。 そんな従順な気持ちで左利きに憧れたときの話をひとつ。 知り合いとご飯に誘われる機会があり、はじめてのメンバーで焼肉を食べることになった。 初対面の方々と食べ放題で2時間という試練に緊張してしまう。 それは自分だけではないよ

          サウスポーピエロ

          臓器通知

          突然かかって来た電話から話が始まるわけでないので、電話を切って過ごそうかと思ったのですが、なにせこの日記もスマホから書いてるもんで、サンドアートのように撫でてます。 スマホの電話を利用することが滅多にないので、機能を減らした分だけ容量を増やしてほしい。 今日スマホに、日常の写真や動画、アプリの詰め込みすぎを勧告されてしまったのだ。 出会ったころからデータを溜め込んでばっかりでパンク寸前だった。 指摘されたので、空けざるを得ない。 薄い記録を消そうと、フォルダの一番古い場

          毒針ダンジョン

          久しぶりにアニメイトに突入した。 購入する目的はないが、店の前を通ったので気兼ねなく尋ねたのだ。 相変わらずアニメ、マンガ、ゲーム、etc… 人の手から生まれた創作物で溢れ並ぶ。 来期のアニメのグッズまで取り寄せてる。 見る前から買う人がいるのだろうか… ここでサブカルチャーに夢中な方々がどれだけいるのか、警備員のように巡回してみた。 そこでたじろぐほどの衝撃。 女性、女性… 女性? 女性!? お客は数人確認できたが、全員女性。 常連さんなら当たり前なのかもしれな

          毒針ダンジョン

          光の復権

          停電生活脱出! 空が黒くなる夜に 観葉植物が見える! 活字が読める! 眩しくならずに日記が書ける! いいことづくし、リターンが大きい。 病院に行ってないのに充血も治り、 気持ちも前向きになれたような気がする。 むしろ寝る際に部屋を暗くするのがもったいないとおもうほどに灯りを点けていたい。 ただの電気の無駄遣い? 5日間も付けなかった日があるから節約になってるだろう。 点けなかった分の元を取るほどに最大の明るさで過ごしている。 部屋のスイッチも押されずに寂しかっただ

          言い訳になる暗さ

          停電生活5日目。 おそらく最後になるだろう。 やはり部屋に光なしでは不便なことが多数あり。 観葉植物に足の小指をぶつけてはキレた。 机の安置だと思ったところがかなり端っこで、仕事の書類を置けずにこぼしてキレた。 右目だけ充血とかゆみが止まらずにキレた。 ここ数日でほうれい線が二重に増えたんじゃないでしょうか。 それと部屋が暗いとモチベーションが下がる。 やりたいことが見つかっても、それらはすべて[部屋が暗いから]というイージーな理由でひとくくりにされ埋もってしまう。

          言い訳になる暗さ

          頭皮から脱退しました

          停電生活4日目。 明日を抜ければ光が家に届く。 それだけで休日が楽しみだ。 歯磨き後に洗面台の鏡を見て気づいたが、白髪が増えてきで困惑している。 他色に染めたり、ワックスで毛先を遊ばせたりしたりせず、髪の毛には深く関わらないという、細心の注意を払っていたはずなのに。 費用いらずで白髪に染められるとポジティブに捉えればいいのでしょうか。 黒髪は容赦なく抜けていくのに白髪に限ってしぶとく居残るイメージがあります。 教室で告白しようと異性の子を呼び出したが、友人が空気を読まず

          頭皮から脱退しました