映画「マトリックス レザレクションズ」総集編:「日本シーン」に託された「パパとママへ全ては愛から始まる」の真実
映画マトリクスレザレクジョンズ
実は、挿入された日本シーンが一番大切な説
マトリクスレザレクションは現実のミッション
ここまで、映画の解説評論を都市伝説として、書いてきました。
●マトリックス レザレクジョンズ マガジン
ここでは、総集編として、まとめます。#ネタバレを越えるネタゴエ解説です!
マトリクスは何故本筋とは関係ない日本シーンが追加され、世界でなぜ、日本だけ公開が早かったか?
映画の予告編として日本編だけの予告も作られています。見た方はわかると思いますが、この日本シーンは本筋と全然関係ありません。
●マトリクスレザレクションズ予告編 日本編
映画「マトリクス レザレクジョンズ」に隠された、三つの意味
(第一の秘密)マトリクスの続編は、決して作らないと断言してきたウォシャウスキー監督が、この映画を監督自身の個人的な家族への想いを乗り越える為に作った。
(第二の秘密) 近未来の日本の役割、その後の我々がどう生きていったら良いのかという示唆。
(第三の秘密)日本で行われる大規模テロを未然に回避するためのヒント!それを日本人に伝える為に日本シーンが追加された。
この三つが内包された、見事な芸術作品、それが「マトリックス レザレクションズ」です。
予章/もともとマトリクスは情報開示映画だった
映画「マトリクス」が公開されたのは1999年でした。
その映画の中で、主人公トーマスアンダーソンのパスポートが映るんですが、有効期限が2001年9月11日なんです。
そうです。
これはアメリカの911テロ事件の起こった日...。
この映画は、現実でないものを信じ込まされる時代の始まりを情報開示した映画であり、それに騙されずネオのように目覚めよ!…という映画だったんです。
実際今私達は、赤いピルを飲むか(真実を知るか?)青いピルを飲むか(このまま平和に騙され続けるか?)選択を迫られています…。
●(第一の秘密)
この映画は監督が自分の個人的な家族への想いを乗り越える為に作った
物語の鍵は、実はバックスです!
バックスは目覚める前、ビルの窓拭きの清掃員をしてました。そして彼女は、ビルから飛び降りようとするネオを見ただけで覚醒しました!おじいさんに見えているはずのネオが、バックスには真実の姿に見えています。
トリニティもカフェのシーンでデーブルのガラスに映る彼女の姿は金髪の女性でした。
バックスにもトリニティは金髪の女性ではなく最初から現実の姿に見えているでしょう。
何故か!!
そうバックスはネオとトリニティの子供なのです。
前3部作の最後に死んでしまった2人でしたが、実はその時トリニティは、妊娠していて、2人を再生する時、機械側は、3人とも再生して助けた...
トリニティをカプセルなしに目覚めさせるためにシンクロ率の高い人間がポータル中継して目覚めさせる…というシーンで救出作戦を作ったサティは、バックスに頼みます。
バックスも「そうだと思った」
と返事をしています。
トリニティがお母さんだとしたら当然ですね!
そしてバックスは、監督であるウォシャウスキー監督を表しています。
そう、決してマトリクスの新作は作らないと公言していたウォシャウスキー監督がメガホンを取ったのは、ご両親を2人とも同時に亡くされた事がきっかけでした。「別の世界に生まれ変わっても魂のつながりの深い人はわかる!…」という監督の想いを表しているのではないでしょうか?
=パパとママへ、全ては愛からはじまる=
監督のウォシャウスキー姉妹は、もともとウォシャウスキー兄弟でした。
ウォシャウスキー兄弟は2人とも大学を中退し、好きなマンガや演劇、映画の道に進みます。
LGBTだったウォシャウスキー兄弟は、20年前マトリクス撮影中にカミングアウトして姉妹になりました。その後、性適合手術を受けたんです。
弟だったアンディ(現リリー)ウォシャウスキーは、対人関係が苦手あったりと一般的には、問題(Bug)だらけ(Bugs=ハグズ→バックス)と呼ばれた事もあったでしょう。
しかし、その天才的な才能を花開かせ歴史に残るマトリクスシリーズを生み出し世界に認められました。
その影には、大学を辞めて好きな事をさせてくれ、性適合手術を受ける事も受け入れたご両親の支えがずっとあったわけです。
新幹線からモーフィアスの所に案内するバックスは産道のような所を通ります。
その時の彼女の着ているTシャツには人参が大きく描かれています。
そして彼女はトリニティと同じ白兎のタトゥーがあります。
そうです。
この観点から見ると、バックスは、不思議の国に導くウサギであり、ラナウォシャウスキー監督自身です。
バックスを演じた女優ジェシカ・ヘンウィックは、シンガポール系イギリス人で、元々すごく綺麗な女優さんです。これが本作ではとてもボーイッシュな外見をしていますが、これもLGBTだった監督を投影していると考えられるからです。
ネオは、亡くなった父親。
ラナウォシャウスキーはアリスになって父親を導き、産道を通って新しい次の転生先である不思議の国に導いているんですね。
これは、父親の魂を私が導いてあけだいとう監督の想いでもあり、目覚めた父親をトリニティに合わせて目覚めさせ、両親共に救世主として復活させたいというお話なのです。
だからタイトルは複数形で「レザレクションズ」なのです。
「パパとママは消えてなくならない」
「何度でも転生して生きている」
という願いと、
「カプセルやテクノロジーに頼らず、愛によって復活した2人は世界を創造主のようにデザインしていける…」
という意味なのです。
最後のエンドロールに書かれた「パパとママへ、全ては愛から始まる」という言葉の意味も合点がいきます。
つまり、バックスは、両親を失ってどうしていいか迷っているウォシャウスキー監督自身を投影しており、マトリクスレザレクションズは、非常に私的な思いのこもった作品ではないでしょうか?
=日本の和歌のように=
今回、ウォシャウスキー姉妹はコンビを解消し、姉のラナウォシャウスキー監督単独で撮影されました。
ラナウォシャウスキーは、マトリクスはもう撮らないと宣言しています。
しかし僕は、そうは思いません。
姉のラナウォシャウスキーはもう撮らないんです。
つまり、この映画は、妹のリリーウォシャウスキーに当てたメッセージ映画であり、「お姉ちゃんはこうして乗り越え答えを出した!貴方はどう?」
という問いかけなのです。
僕の想像ですが、きっと新作のマトリクスはリリーウォシャウスキー監督が撮影し、バックスはロングヘアのビックリするような美しい女性として登場するでしょう。
これも、カミングアウトして本当の自分になった監督姉妹の投影としてそう描かれると思うわけです。
日本の和歌は、今の思いを込めて相手に送り、送られた相手は、送られたメッセージを交えながら、それに「返歌」として又、和歌を読み返す伝統があります。
ウォシャウスキー姉妹は映画を使って日本の伝統を使って、「両親の死」というものへの想いを伝え合っているのではないでしょうか?
=輪廻を信じるウォシャウスキー姉妹=
ウォシャウスキー監督は、「クラウドアトラス」という西洋では珍しい輪廻転生をテーマにした映画を撮っています。
つまり監督は東洋的な生まれ変わりを信じていると考えられます。
一見、超キリスト教的救世主物語のように見せてスポンサーを獲得しながらも、サラリと輪廻を解き、「救世主は、個人の選択の積み重ねにより誰にでも可能性のあるものである!…」と全く真逆のメッセージを訴えているのがマトリクスレザレクションズです。
又、救世主は2人になった…(ラストのシーンでは2人とも空を飛んでいた)これは、中東で発見された「死海文書」にもつながる話だと思います。
そこに書かれている救世主は、アロンのメシアとイスラエルのメシアの2人であり、今のバチカンにはとても都合の悪い内容です。
カソリックでは救世主は1人じゃないと困るから...
そんな秘密開示も仄めかしているのかもしれません。
アロンはモーセのお兄さん、イスラエルのメシアは、東方の国から現れるとされています。そして女性なのかもしれませんね!
ウォシャウスキー監督は、その東の国とは日本なのだと考えているのかもしれませんよ!!
●(第二の秘密)
近未来の日本の役割、その後の我々がどう生きていくべきかの示唆
なかなか覚醒しないネオに対して、キャプテンバックスたちはネオを、動くポータルとして日本の新幹線の中に連れて行きます。
そしてネオは、モーフィアスに会い、やっと赤いピルを飲んで真実を知る事選択をしました。
このマトリクス世界の「日本」とは、仮想現実でもない現実でもない「変容ためのポータル(場所)」として描かれています。それがトーキョー(日本)なのです。
新幹線の内装デザインは、現実にはない日の丸と丹頂鶴の絵が描かれており、走る新幹線は富士山に向かっており現実にはない線路の両側は桜の森になっています。
これは外国人のイメージする単純な日本イメージなのでしょうか?
僕はそう思いません。
僕には全て意味のあるサインに見えてきます。
新幹線に乗っている日本人達はマスクをしています。
これはつまり、この新幹線の中は2021年のコロナが収束していない2021年(映画公開時)の「日本」を表していると考えられます。
他のシーンでマスクをかけているシーンは皆無でありそれほどこの日本シーンは意味深です。
そして、新幹線の観客がネオたちを襲います。
これは、真実を知る人たちが、マスクをしている人たちに迫害される比喩ではないでしょうか?
それは丹頂鶴が渡る秋から桜の季節…つまり2021年秋から始まり2022年春、桜の咲く季節に起こりえるという意味なのかもしれません。
トイレから続く世界は何かの裂け目のような所を通っていきます。
モーフィアスのいる空間側から見ると、2人がやってきた場所、そこは新幹線ではなく綺麗に整えられた白い空間になっています!
つまり、そこは新幹線ではなく、ホログラムを映し出す聖域としての「場」の存在を暗喩しているのです。
日本には、ホログラムを調整する聖域が存在するという意味なのかもしれません。
=レザレクションズ全体がモーダル?!=
映画「マトリクス レザレクションズ」は、映画の冒頭にあったトリニティ(…に似た人)が戦っている「閉じたループ時間」という概念が出てきます。
これは仮想空間の中の「モーダル(進化シュミレーションプログラム)」と言われているものです。
僕はこの映画全体が、実はモーダルなのではないかと考えています。
それは、如何に人が救世主でもないのに、マトリクス世界をチート(ゲームなどでプレーヤーが不正アクセスをして、プログラムを自分の都合の良いように書き換える行為)して、チーター(=劇中では救世主)の能力を得るのかを探るための調査シュミレーション、つまり「モーダル」だったといえるのではないでしょうか?
だから、今回のマトリクス世界を作ったのは「アーキテクト(設計者)」ではなく「アナリスト(分析者)」だったのです!
劇中、アナリストは、ネオが交渉にくる事に気をと取られていてトリニティを移動させるのを忘れていた?…となっています。そこをついてのサティは絶妙な作戦を考えた…という事になっていました。
しかし、アナリストはマトリクス世界全体を設計するほどのAI!彼がそんなミスを犯すでしょうか?違います!!
アナリストは、トリニティを隠すのを忘れたのでは無く…
ワザとそこに置いておいた…
そうして、ネオやバックスを観察分析していたのです!
アナリストが欲しかったデータは、赤いカプセルなどのプログラムによらない、「トリニティを使った人間の覚醒プロセス」だったのです!!
つまり、ウォシャウスキー監督は、AIの設定された効果しか生み出せない赤や青のピルではなく、人間の無限の可能性を伝えているわけです。
=影の主人公バックス=
そしてこれは機械にはマネができないので、「人間には存在価値がある…」という事!
更に具体的にその鍵は「愛」と「自由意志」そして「選択」だと言っているわけです。
映画の中では、特にトニリティが目覚めるのには、家族がネックになっていました。
現在仄めかされる、フェイクニュースや同調圧力などから自由になりたいと思っても、そこから目覚めるには家族や社会的な地位や責任がネックになる…一見そんな風にも見えます。
しかし、希望は、あるんです。
どうすればいいか、ラナウォシャウスキーは教えてくれています!
バックスがネオとトリニティ2人の子供だとするなら…
バックスが、父母を導いている影の主人公だとしたら…!!
洗脳されてしまった世界からの脱却は、
子供達の感性を信じてついていけ!!
…というメッセージなのではないでしょうか?
そしてそこには、世界が必要としている新時代の奥義があります。
どこに?
日本です!!
新幹線ポータルから産道のようなトンネルを抜けると、不思議の国であるモーフィアスの待つ部屋に到着します。そこには昔のマトリクスのシーンが映し出されているのですが、その時のトンネルの出口をよく見てください。
一瞬なので気づかない人も多いと思いますが、
左側にモーフィアス、真ん中にバックスとネオがいます。そして…トンネル出口の左側を見てください!
何やらおどろおどろした、悪魔のような不気味な顔が映し出されています!
これは何なのでしょう?
=三位一体と正反合=
左のモーフィアスを真実と正義とすると右の怖い顔は悪魔や闇側の勢力だとするならば、その両方の狭間からバックスに導かれネオは生まれ変わるのです。
これは、悪を滅ぼして正義が勝つという勧善懲悪の考え方ではなく、正邪合わせ持って愛で抱き参らせる…という「和を持って尊しとする」日本縄文精神を表しているのかもしれません。
キャプテンバックスは新幹線の中で「ドアは右だ」といわれています。
つまり、新幹線のトイレが、真実に目覚める世界に繋がっていた。この意味は「トイレ」…つまり、日本では鬼門の方角に出口がある!
鬼門に封印されているのは「艮の金神=大国主神(オオクニヌシ)」。大国主は因幡の白兎を助けた心優しき神様。バックスの腕の白兎のタトゥー!
「白兎を追え!」は、ネオ=大国主、バックス=白兎、そして真実を知るための「不思議の国」へいくには、純粋な子供であるウサギに導かれ、鬼をも正当に復活させる必要があるのではないでしょうか?
(詳しくは、その4に!)
つまりサタンのルシファー、ルシフェルへの復活!
そんな奇跡は、日本的、縄文的価値観でしたか達成できない…つまり、新幹線では行く先は日本縄文の精神性だと言うことです!
一般的には、「父と子と精霊」これを合わせる事を「三位一体=トリニティ」と言います。
先程は、「愛」と「自由意志」と「選択」の三位一体が大切と言いました。
そして光と闇、そして、そのどちらをも超越する真の「愛」という日本縄文三位一体というトリニティの進化を予見させるサブリミナルがここに入っています。
こうしてみると、一見無意味なように見える日本シーンは、つくづく、この映画の肝の部分に見えてくるわけです。
●(第三の秘密)
現実に日本を襲うテロ計画を阻止する
最後の秘密は、どれだけ信じてもらえるかわかりませんが、映画「マトリクス レザレクションズ」が、世界で日本だけ、何故か12月17日だけ先行公開され、12月22日冬至の朝からアメリカ(=世界公開)で公開されたというのには、実は意味があったという都市伝説です。
ここでも注目は、日本シーンと日本編予告編です。
全世界へ公開前に日本人にはこの情報が開示されていたんですが、これは実は特定の人へのメッセージだったのかもしれないんです。
都市伝説として読んでください。
この現実世界でも、宇宙テクノロジーを使った光と闇の攻防がありあったとします。
そして、それは超古代から続いているとします。
文明の800年周期説でいうところの東経135度から始まり、その核になるのは、「縄文文明」とその精神性だとします。
実際に日本にある古代遺跡や結界、レイラインは、日本に作られた古代テクノロジーの遺物だとしたら....
そんな時、全米(=日本以外の世界公開)に当たる2021年12月22日の前日、21日。グノーシス派イルミナティによる関西への人口地震のテロが計画されていた....
これを回避するには、日本の精神性復活を助ける古代の縄文システムを再起動し、未来テクノロジーと融合する事で日本が守れるというのです。
=再起動の必要な古代縄文ポータルの場所=
キャプテンバックスは、ネオに聞かれて、ここはトーキョーだと言います。新幹線は移動している…
外は、群生した桜と進行方向右に富士山、左は、遥か遠くに大都市が見えています。
つまりここは東京ではなく、東京発の下り列車の中という事になります。進行方向右側に新幹線ポータルの出口はあった。
これは、現実世界の再起動すべき聖域は、「富士山麓、東京から大阪へ向かって富士山手前にある!」という意味となります。
実際、現実に、それに対応する場所は富士山麓にありました。実は、17日日本公開から色んな事があって21日の大地震を防ぐために、そこを再起動させるミッションは無事行われました。
そして21日は何も起こりませんでした。
無事、グノーシス派イルミナティの地震テロは回避されました。(詳しくは、その6に!)
これが日本編の予告編が先に公開され、本筋とは全く関係ない日本シーンのシークエンスを盛り込み、世界で日本だけ5日間早く映画が公開されたもう一つの理由だったのです!
信じるか信じないかはあなた次第です😊
如何でしたか?
時代の転換期に公開されてきたマトリクスレザレクションズの考察。「Resurrection」とは復活の意味です。
生まれ変わりはReborn。Resurrectionは救世主の復活にだけ使われる単語です。
今までは、救世主は2人いる…という都市伝説的なお話をしましたが、このResurrectionsは、「救世主は何人でもいくらでも誕生する」という意味にも取れます。
愛の宗教キリスト教の三位一体は「父と子と精霊」です。それが日本縄文文明と交わる事で「愛と自由意志と選択」そして「光と闇とその両方を包む愛」という新しい時代の三位一体へと複合進化していく事…それがマトリクスレザレクションズのトリニティなのです。
その全ての鍵は、「日本シーン」にありました。
違和感のある挿入シーンに感じるものは、あえて目立たせて注目してほしい秘密の在処を教えてくれていたのです!!
これらのキーワードで時代を選択していけば貴方も私も救世主になれる…いやなるべきだ!…と言う願いがラナウォシャウスキー監督の本当のメッセージなのではないでしょうか
おわり
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