世界の大富豪のみなさん、世界中の飢餓に苦しむ子供たちを救っていただけませんか!
戦争や地域紛争・宗教対立や気候変動による不作などで子供たちは食糧不足に苦しめられています。最新の国連統計によると飢餓人口は8億人とか、そのうち子供が1億以上いるのだだそうです。1億と言えば日本の人口と同じ数。世界の人口の推移をみると、紀元前5000年は1000万人、キリストが生まれたと言われる紀元前後が2億人。つまり1年に4万人くらい増えています。ところが産業革命が起こるとそのスピードが加速します。1650年5億、1750年10億、1900年15億、1950年25億、1960年30億、1980年45億、2000年60億、そして今年2024年は82億に迫ろうとしています。私の小学生時代からわずか70年で57億人も増えているのです。ものすごい増え方です。これでは食糧生産もなかなか追いつけないでしょう。
その上、資本主義は高度に発展し、資本や金融を主体にしたグローバル経済の拡大により、富裕層への富の一極集中がすすみ、経済格差が大きくなっています。その結果多くの人民が苦しむという世界に変貌しつつあります。
ただし富裕層の人々が法を犯したり、悪いことをして富を独占しているわけではありません。あなたがたは携帯電話や電気自動車を発明し、コンピュータを進化させて素晴らし世界を作り出したのです。また流通経路を新しく作り出し便利な世界を生み出してくれました。実は私はどなたが大富豪でどれくらい資産があるのか知りません。中国にも富裕層がいると聞きました。マルクスや毛沢東もびっくりでしょうが。そこであなた方の富の一部を国連に寄付してもらえませんか。国連の皆さんはその機関のトップに日本女性をお願いします。きっと公明正大・平等分配のむずかしい役目をまかせられると思います。私たち庶民も協力したいのですが、ご承知のように日本は地震や台風などで年中、どこかで災害が発生するのです。どこからともなくボランティアが現れたり、災害支援金が集まり、復興に取り組んでいます。おまけに最近は円高だの、円安などわれわれの関係ないところで物価の上昇がつづき、青息吐息です。ご理解ください。
今から350年前、フランスにルイ14世という王様がいました。贅(ぜい)を尽くしたベルサイユ宮殿を作り、たびたび貴族を集めて晩餐会を開く。全国から優秀なコックを集め、毎日違った100種類の料理を命じる。責任を果たせなかった責任者が自殺するという事件もあったとか。もっともその結果世界に冠たるフランス料理ができたのですから、世の中どうなっているのか?この王様戦争も多くやったので、戦費は拡大、国民に重税が課せられました。とうとう孫のルイ16世の時代に国民の堪忍袋の緒が切れて革命が勃発。王と王妃(国民がパンを食べられないと報告するとそれならお菓子を食べればよいではないかなどとトンチンカンな話で有名な)は断頭台の露と消えざるを得なかったのです。
人は理論だけでは革命に参加しませんが、ご飯が食べられないとなると立ち上がらずをえないのです。そんなことにならないように、思い切って多額の寄付を検討くださませんか!