中国テレビドラマ「尚食」の周辺
以前、「瓔珞」のところで、少し辛めの評価を書いたが、先日BS12で再放送しているのに遭遇。見るのは2回目だが、もう1回見てみようと思い立った次第。、しかしもう28回が終わり、40話完結なので残りは少ないが、概要をお話しする。時代背景は明(みん)前期。明については詳しくは後半で書くが、このドラマ2匹目のどじょうをねらったのか、「瓔珞」の悲恋コンビのウージンイエンとシューカイが共演。宮廷の料理人と未来の皇帝が運命の恋に落ちる。さあ今度はどうなるのか?見てのお楽しみ。見どころのもう一つは中華料理の見事さ。料理に興味のある方は必見の価値あり。これ以上はネタバレになるので。ここからは「明」のこと。1368年初代皇帝朱元璋(洪武帝)は元をモンゴル高原に追い返し、再び漢民族の王朝を建設。しかしこの辺の過程は日本ではほとんど語られていない。というのもこの人物普通なら英雄のはずだが、どうも評判がよくない。猜疑心が強く物語になりにくい人物のようだ。3代皇帝は永楽帝でこの人物はわが足利義満と勘合貿易を始めたことで有名。それから200年続くが、江戸時代初期1644年に滅んで清が成立する。清については「瓔珞」のところで詳しく書いたのでそちらを参照のこと。このドラマは4~5代の皇帝の時代。日本は室町時代。まあ、そこそこ面白い(失礼)。早朝3時半から4時半火曜日~土曜日放映中。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?