古代の薩摩940年 #35

第二部 弥生時代 決戦前夜ー作戦会議―
史進:「小太郎よ、随分工夫したなあ。」
小太郎:「余計なものは一切そぎ落としたさ。速く走る事だけに特化した船だ。」
市松:「筑紫村の市兵衛さん、敵に馬がいますか?」
市兵衛:「ええ、私ども初めて見ました。走るのが速いです。」
市松:「何頭ぐらいいますか。」
市兵衛:「10頭だと思います。」
市松:「魏応よ、何とか3頭盗めないか?」
魏応:「倭国の若者は見たことないから、無理やな。よし、段3兄弟にやらせよう。段小二・小五・小七と言うんだ。泳ぎが得意だ。でもすばしこいから大丈夫だ。」
市兵衛:「酒をたらふく飲ませたから、ぐっすり眠っていますよ。」
市松:「ここ辺の地図ありますか?」
市兵衛:「今、持って来させます。」
市松:「史進よ、どこを決戦場にするか?
市兵衛さん、広い場所ありますか?敵を横に長く一列に並べさせたいんですが。」
市兵衛:「それならここがいいでしょう。」
市松:「私が今から果たし状を書きます。そこにおびき寄せます。明日朝一番に市松からの果たし状だと趙高に渡してください。」
市兵衛:「承知しました。」

この物語は、薩摩の古代の歴史をドキュメンタリー風にしてみました。
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いつか映像にしてくださる方がいると嬉しいです。 吉峯盾

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