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【40歳夫婦不妊治療始めました】スクリーニング検査①編
要約
40歳から不妊治療始めました。不妊外来の初診時の様子がわかります。検査や金額も提示しています。私は5ヶ月は自分でタイミングをとりましたが、妊娠できなかったため、不妊外来へ行くことにしました。
不妊外来の医師から「40代で結婚された方は同時に不妊治療を行なった方がいい」と言われました。40代の方で妊娠を希望される方は自然妊娠を半年待たなくても受診した方がいいです。ブライダルチェック行くより不妊外来へ!!
不妊治療を決意した経緯は
39歳で入籍。子どもについてはお互いできないことの覚悟はあった。
40歳の自然妊娠率は5%。周りにも40歳で出産した話を耳にすることはあった。SNSなどでも40代で妊娠出産しましたと目にすることがあったので、私たちもできるかもと希望を少し持っていたが、タイミングをとっても約半年ではやはり妊娠はできなかった。人工授精や体外受精について調べ、女性への負担が大きいなと感じ、不安があった。不妊治療した友達にも話を聞いたりもした。
夫婦で相談し、まずは不妊検査をして今後のことを考えようとなり、不妊外来へ足を運ぶことにした。
不妊外来予約から受診までにしたこと
・家から近い不妊外来を探す、オンラインで予約
病院の口コミも見たが、先生と合わなければ、クリニックを変更される方もいる。もし、自分もそうなれば変更すればいいと思った。
通院が必要になるため、家から一番近いクリニックを選んだ(それでも車で40分はかかる)
・事前にweb問診に答えておく
生理周期、月経の様子、など
・基礎体温表
今まで記録したものを病院の専用の用紙を印刷し、転記した。月経開始から記入して3周期分を提出した。
アプリと連動しているクリニックだとさらに便利・・・写すのはやや面倒でした。基礎体温はつけている人のみでOK。なくても受診はできる。
・女性と男性の検査は一緒に行かなくても、それぞれでOK
・まずは女性だけ行って、男性の検査は受診した時に相談することとした。
・どんな検査するかはわからなかったので、内診されるかもというつもりで服装準備。スカートじゃなくてもズボンでもOK。
・クレジットカード
病院のHPには初診の金額の目安が書いていたので、支払い方法も確認して、クレジットカードを準備。
不妊外来初診当日の様子
①受付して、血圧、体重測定
②診察室へ呼ばれる
③医師からスクリーニング検査の説明、経膣超音波検査実施
女医先生に冒頭に言われたのが、
「基礎体温表きれいに書いているね。」(褒められたのは一瞬で)
「40代の妊娠率は10%を切ります。タイミング療法も人工授精も妊娠確率はほぼ変わりません。人工授精を何回までして、ダメなら体外受精へのステップアップをするかご主人と相談しておいてください。40代の人は結婚と同時に不妊治療が望ましいです。」
事前に勉強し、40代の妊娠率、人工授精の妊娠率も知っていた。実際、医師に言われると、ぐっさときた。これが現実。
他には「生理の周期は若い時と変わっていないか」
「月経の量は減っていないか(最初の3日間は経血はしっかりあるか)」
を聞かれた。
超音波検査を受けた。子宮内膜や左右の卵巣について、排卵状況を見られた。
ルナルナアプリでは受診日の翌日が排卵予定日だったが、超音波検査時点ではすでに排卵は終わっっていると言われた。4日ほど前が排卵日だったとのこと。
排卵は月経開始から12~14日目くらいアプリで見ていたので、ショックでだった。基礎体温を測っていたときも、確かに基礎体温が予定排卵日より早く上昇することがあったので、タイミングがずれていたことが多かったのか。
生理周期は安定していたので、アプリを信じていましたが、あくまで予定日の推測ですし、その時の体調でも変わることを痛感。
私の生理周期が26〜29日で、排卵日は月経開始か10日目ころだった。生理周期が短めの人は一般にいう排卵日は12〜14日目より早く排卵することもあるとのこと。タイミングで1年以上できない人は病院で診てもらう方がいい。あくまで1事例ですので参考まで。
④医師の説明が終わり、処置室で採血と今後のスケジュールを聞く。
妊活・不妊治療の動画をみるようパンフレットを渡されました。QRコードがあり、1つ3分程度の動画。26項目ありました。基礎体温の測り方~高額療養費などの制度まで様々。動画はジネコの会社ものだった。
看護師さんからはきちんと見てねと言われた。
⑤男性の検査の説明で、精子検査の検査容器をもらう。
⑤会計
スクリーニング検査は1回の受診ですべてできるのか?次は?
スクリーニング検査は以下(保険診療)
・月経周期の関係なくできる採血
・低温期(月経開始から7~10日までに)に卵管造影検査、採血(FSH、LH、PRL)
・高温期の採血
自費の検査は以下
・自費の感染症の採血(梅毒、B型肝炎、C型肝炎、エイズ)5500円
・抗精子抗体 5500円
(保険診療と自費診療は同日にすると、全部自費になるため別の日に行う)
初診でできなかった卵管造影検査及び低温期の採血と自費採血があり、あと2回受診する予定。
スクリーニング検査のために3回の受診必要。
これに加え、男性の検査もあります。男性は全て自費となります。
精液検査(2200円)、感染症検査(5500円)を行う。
後日予約をする。
全ての検査が終了したら、夫婦揃って受診し、今後の方針を決めていきます。検査は生理周期に合わせて行うため、1ヶ月は必要とみておく。
初診でかかった金額
・超音波検査
・採血(甲状腺ホルモン、クラミジア抗体、糖代謝、AMH、血算)
・高温期の採血(黄体ホルモン)
ブライダルチェックで子宮頸がん検査と風疹抗体は実施済みだったので検査せず。風疹抗体検査は自治体で補助が出るため無料。申請も不要。
上記で保険適用にて自己負担:7910円
全ての検査はしていないので思ったよりかからなかったが、1回の受診ごとに検査では1万弱はかかるかな。自費検査も多いな。
スクリーニング検査だけで3万超え。
ブライダルチェックで1万5000円程度自費で受けたので、すぐに不妊外来へ行く方が経済的。
不妊外来へ初めて行って思うこと
・反省は結婚が決まった時の39歳時点でブライダルチェックではなく、不妊外来へ行けばよかった。子どもを強く望んでいなかったのもあったが、自分の年齢の認識が甘すぎた。
40歳以上の人で、結婚前からはきちんと話合いをしておくことが良い。とはいえ、考えは変わったりすることもあると思うから、少しでも子どもが欲しいという気持ちがあるなら、相談だけでも行っておくといいと思う。
・生理周期が定期的だったのでアプリで妊活のタイミングを見ていた。基礎体温もつけていた。排卵日より早く体温の変化がある場合はタイミングが自分でいるのは難しいと思った。
・自治体によっては保険診療の自己負担額にも助成金が出るところもある。私の住んでいる自治体は自己負担額の半分で1年間に12万まで補助が出る。ただし、先進医療は対象外でした。自費検査も出ないけど。
・自然妊娠できるって羨ましいなと思った。晩婚や子どものことを考えてなかったことを後悔した。
・自分で勉強する必要があるし、しなければいけないと思った。男性にもある程度は知識を持ってもらいたいと思っているので、コツコツと夫と一緒に病院からもらった動画を見ている。男性も理解と協力をしてあげてほしい。
残りの検査と検査結果については次回の記事で報告できたらと思います。