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内田潤の酒蔵探訪~最終回~

 【内田潤の酒蔵探訪・おまけ】~最終回~

2019年9月11日(水) 
内田潤の酒蔵探訪のプロローグからスタートし
約1年半、神奈川県内の酒蔵を
文字通り探訪して参りました。
この間に私自身の人生で大きな転機がありました。
もともとは流行に左右されること無く全国の日本酒を提供する店の
店主として地元・神奈川県内の酒蔵を取材してコラムを書くという
依頼を受け、お店の営業を始めてから20年目の節目に向け地元への恩返し、日本酒業界に対しての感謝と神奈川地酒の発展に微力ながら役にたてればと日々悩みながらも書いて参りました。
ちょうど酒蔵探訪の前半の6蔵を書き終えた頃、新型コロナウイルスが日本国内でも流行しはじめ約半年間、休載しました。そして取材を再開したところで勤務していた飲食店の閉店が決まりました。
不思議な話ですがお店の閉店についてはショックも有りましたし
悔しさもありましたがなぜか私はポジティブになれる気持ちもありました。その理由は沢山の方々の友情でした。執筆に際し相談をした厚木市の望月商店の望月太郎社長と廣田店長、絶対やるべきだと背中を押してくれた㈱南部美人の久慈浩介社長、岡山県を中心に活動している日本酒ライターの市田真紀さん、地元神奈川県の酒蔵で長い付き合いをして頂いている海老名市の泉橋酒造㈱の橋場友一社長…一緒にお店を切り盛りしてきた中田料理長。酒蔵探訪を通して出会った蔵元さんをはじめ関係者の皆様。素晴らしい経験と発見、また沢山の出会いのチャンスをつくってくれた神奈川新聞さん。
そしてなにより毎回読んで頂いた読者の方々です。「いつも読んでるよ。」「次はいつなの?」「本にまとめたら必ず買うよ。」等、沢山の励ましがあり
最後まで書き続けられることができました。

皆様本当に有り難うございました。



この執筆活動を経験した事も現在、飲食店の人間でなくなっても
今の仕事の役に立ち生き続けてゆくと確信をもっています。

さてさてこれで本当の最終回。
新型コロナウィルスの出現により当初、描いていた着地点とは別の
ゴールを迎えましたがお時間がある時に読んで頂き、少しでも
地元にも日本酒を造っている場所があるんだということを
知って頂ければ嬉しいです。

本当に長い間、内田潤の酒蔵探訪にお付き合い頂き本当に有り難うございました。

これからも神奈川県内の13の蔵に伺い、神奈川の地酒を応援してゆき地元の酒を飲んで愛す。コロナ禍ではありますができることは沢山あります。どうかこれからも引き続き宜しくお願い致します。

#神奈川地酒 #内田潤の酒蔵探訪 #日本酒で乾杯これからも
#日本酒をもっと楽しもう

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