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計画立案者の苦悩

なんの縁があってか、会社に入り今は部門の計画立案や教育の担当をしている。

技術系部門の所属にも関わらず、専門的なことはほぼ出てこないような仕事だが、これはこれで面白いというか、いままでとは違った視点を得られるのは良い経験かと思う。

今、中期計画の策定を担当しているが、関係者が多く難儀している。
部での合意を得て役員まで説明し、策定に至るというのが大まかなプロセスではあるが、これが一筋縄ではいかない。

当然ながら、人によって意見が異なる。
基本は偉い(部長や役員)の意向が優先されるような形にはなるが、関係者の部部長、副部長クラスの方もいろんな考えを持ってる方がいて、いろんな提案をする。

それをまとめ、文字化するというプロセス自体も結構骨が折れる。

また、先日役員さんとのディスカッションを行ったが、「ふわっとした」理想的な話を数多くなされ、一体、何をどう計画に入れ込めばよいのだというのを考えているところ。
もっと前向き感のあることはできないのか、ワクワクするような施策は入れ込めないかとか・・・。

で、もう一点考えないといけないのは現場からその計画がどう認識されるのか、ということ。

当然ながら、みんな面倒なことはしたくない。
ましてやベースで繁忙感のある部門だけに、新しいことをやろうとすると必ずといっていいほど反発がある。

上層部の方々の意向を汲みつつ、反発が予想されるなかどう進めていくか。

なかなかに難しいところ。

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