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『うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣』

「話し手がどれだけ濃く話すかは、実は聞き手次第なのです。聞き手のあり方が、話し手の話し方を変えると言えます。」と述べている本があります。


本日紹介するのは、大学在学中にロンドン大学に演劇留学演劇を通して人間心理やコミュニケーションのあり方に深い興味を抱いて、卒業後はサービス業から接客、受付、営業、秘書、クレーム応対等の業務にて30社以上に勤務し、2010年に独立し、講師として年間180回近い企業研修・講演を行う、E-ComWorks株式会社代表 産業カウンセラー、認定心理士、伝わる表現アドバイザー山本衣奈子さんが書いた、こちらの書籍です。


山本衣奈子『うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣』(明日香出版社)


この本は、円滑な人間関係を育み、コミュニケーションを楽しんでいる人たちがしている「聞き方」をまとめ、「聞ける人」と「聞けていない人」の違いを比較で徹底解説している書です。


本書は以下の7部構成から成っています。

1.聞き方の基本

2.相手が心を開くリアクション

3.距離が縮まる聞き方

4.話の盛り上げ方

5.仕事・人間関係がうまくいく秘訣

6.もっと話を引き出す聞き方

7.聞き上手の考え方


この本の冒頭で著者は、「コミュニケーションを支えているのは、『ちゃんと聞いているか』ということ以上に『きちんと聞けているか』です。」と述べています。


本書の前半では、「聞き方の基本」および「相手が心を開くリアクション」について以下のポイントを紹介しています。

◆ うまく聞ける人は、しっかり集中する

◆ うまく聞ける人は、自分から話しかける

◆ うまく聞ける人は、「仮説」を立てる

◆ うまく聞ける人は、相手のテンションを意識する


この本の中盤では、「距離が縮まる聞き方」「話の盛り上げ方」および「仕事・人間関係がうまくいく秘訣」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ うまく聞ける人は、共通点を大事にする

◆ うまく聞ける人は、聞いたことを記録し、忘れない

◆ うまく聞ける人は、相手が使う言葉を大事にする

◆ うまく聞ける人は、視覚化する

◆ うまく聞ける人は、表情でも表現する


◆ うまく聞ける人は、具体的に言う

◆ うまく聞ける人は、話の余白も大事にする

◆ うまく聞ける人は、分かりやすくするためにたとえる

◆ うまく聞ける人は、事実と解釈を分ける

◆ うまく聞ける人は、相手に寄り添う


本書の後半では、「もっと話を引き出す聞き方」および「聞き上手の考え方」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。

◆ うまく聞ける人は、相手の想いを聞く

◆ うまく聞ける人は、相手の内面を聞く

◆ うまく聞ける人は、プロセスを大事にする

◆ うまく聞ける人は、沈黙に焦らず待つ


◆ うまく聞ける人は、未来に目を向ける

◆ うまく聞ける人は、場所選びを大事にする

◆ うまく聞ける人は、フラットに相手を見る

◆ うまく聞ける人は、背景を受け取る


この本の締めくくりとして著者は、「しっかり『聞く』ことは、一歩進んだ人間関係を支える土台作りひ必要不可欠です。本書にはその実現のために、今日からすぐできるヒントをまとめました。」と述べています。


あなたもこの本を読んで、「聞く」ことの大切さを改めて感じ、何か一つでも、日々の生活に取り入れるきっかけにしてみませんか。


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では、今日もハッピーな1日を!【3635冊目】

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