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映画を作ったので


ちょっと、
お時間ある時で大丈夫なので、ひとつご意見いただきたい映像があります。
何か物足りないと思いながら世の中に出せず、一年経ちました。。。

イルカが作った映画を見せてくれました。後日公開予定

見ました!
映像の論評なんて普段しないので、素人意見と思ってください。

この監督は明確なメッセージやストーリーを排除して、気持ちの良い写真や映像、動きが連鎖するような映像を作りたいのかな、と思いました。
であれば、ひとつひとつのカットの意味や効果が、よりはっきりすると良いだろうなと考えます。

冒頭と最後については「猫が出てくる」というかなりわかりやすい要素があるので、同じシーンが視点を変えて繰り返されているのだなとすぐにわかり、つまり「冒頭の要素が再び現れる」演出だと理解できて、この映像が収束に向かっていることを予感させる「効果」があると思いました。

しかし、他の要素については、どんな意図があって、どう構造化しているかがぼんやりしているように感じました。「音楽のついている部分 / ついていない部分」「写真と動画」「海と空」「ダンスと日常」などいくつかの対比されうる要素が含まれていると思うんだけど、なんとなく進行感があれど、その意味が明確でないまま、つらつらと映像が進んでいくような印象を持ちました。

個人的には、良い映像は全てこうした意味や効果が、映画全編を通して徹底されているものだと感じます。

ジャン=リュック・ゴダール監督「気狂いピエロ」

「気狂いピエロ」が僕は好きなんだけど、なんの意味があるのか、ストーリー的には筋が通らないようなカットも、見ていると何かの力学を感じ、非言語的なところで構造があるんだろうなと思わされます。
(単純に見やすい、見ていて気持ちいいというふうに感覚される。多分映画に詳しい人は解説できるんだと思う)

たとえば、岩の上でダンスしている場面は、全体の中でも際立って印象的です。ここがこの映像全体の中でどんな意味を持つか?だけでも、しっかりと設定され、見ている人に伝わるような構造になっていたら良いんじゃないかと思いました。

具体的にどうすれば良いかは、僕には想像もつきませんが……
なお僕は、あらゆる美的なものの背後には構造があると思ってます。

詳細まで見ていただいてありがとうございます!

改善点がみえました!

この映像は、視点や視野についてをテーマに編集しました。
悪かった点は様々な要素を対比を用いずに繋げているところですね。
主観と客観、視野角、目線と対象物。
これは編集しなおせば改善できそうです。

もう一つ、これは性格の問題でもあるのですが、だいぶ他人事に見えます。
これはカメラ回した時の自分を怒るしかないですねw


今見返してたんだけど、特に音楽が入ってくるとこでグッとくるな~

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