基本は短距離走で仕事をこなす

昨日に引き続き、noteの特集「みんなの仕事術」について。

結論は、「まず手をつけて、可能な限り短期間で仕事を終わらせよう。」ということです。

発達障害者に限らず仕事の遅れの大部分は、ムダに時間を過ごした結果、後から取り返す事ができず詰むパターンです。

仕事をもらった時には、納期に余裕があっても必ず10分は手をつけてください。可能な限りすぐにです。
やることは昨日お伝えした仕事を分解して行動レベルでやることを確認することです。
実際に始めてみて、自分にできる事・できない事があるのかなど問題がないか確認します。人の力を借りる必要があるなら、ネゴをしておく必要があります。
自分の能力だけで、こなせない仕事であっても、早く問題が分かれば上司・先輩など周りの人に助けを借りることが可能です。

自分でこなせる仕事であっても、仕事にはトラブルがつきものです。思った通り進まないなんてことはザラにあります。
仮にミスがあっても、早く取り掛かっていれば、取り戻す事が可能です。

また基本的に、いかに早く仕事を処理できるかで、その人の能力が図られます。

最近ではタイパという言葉が流行るほど、世の中では、時間の価値が上がっています。

早く手をつけて、早く終わらせ、余った時間でさらに速度を上げるための準備を行う。例えばパターン化された仕事量を減らすために、プログラミングを学ぶ。人の力を借りる土壌を育てるためにもコミュニケーション能力を磨くことに投資する。
さらに時間効率を上げることに力を注ぐことです。
納期より早く終わっても、下手にすぐ報告することは避けた方が良いです。
実際に私にあったのが、次から倍の量の仕事が来たり、人の仕事を押し付けられたり、利用される対象にされる事が多く、良いことはほとんどありませんでした。
優秀さをアピールしたい方、週末を疲れ果てた体を癒すだけに過ごしたい方は、止めません。

発達障害者には、過集中という武器を持っている方がいます。
それが使えるパターンにハマれば、さらに仕事のスピードアップが可能です。
ただし、おおよそ以下の条件に限られます。

  1. 単純作業や繰り返し作業

  2. 自分が好きなこと。または興味のあること。

  3. 責任感や危機意識で自分が追い詰められた(自ら追い詰めた)場合

集中が切れた時に、ドッとくる疲れがひどいので、余裕のあるタイミングでつかてください。

最後に今回の仕事について参考となる書籍を書いて終わります。
マイクロソフトで伝説のプログラマーと呼ばれた中島聡の本です。
すぐ使えるテクニックもあり、参考になります。

今回の話が、仕事をする上で、参考になる事があれば、幸いです。

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