定期的に毎日のルーティンを見直すメリットについて
ASDといえば、自分ルールにこだわりがちな人が多いです。
私もその一人で、自分なりにやり方をこだわる傾向にあります。
社会に出て問題となるのは、自分ルールが非効率であったり、所属する組織のルールにそぐわない場合です。
前者は、過度なこだわりと客観性を欠いた点に原因があり、後者は言われても納得しなければ変えようとしない頑固さに原因があると考えています。
自分ルールを実行することで大きな問題が出てくるとしたら、時間管理ではないでしょうか?
今日は、時間管理および客観性を身につける練習として、定期的に朝や夜のルーティンを見直すという提案です。
やることは、紙とペンを用意します。デジタルの場合は、キーボードよりスタイラスペンによる入力をオススメします。
アナログにしろデジタルにしろ手書きの方が思考力が高まるという研究結果だけでなく、書く方が自由度も大きく、深く考えられるからです。
次に、実行する項目を挙げていきます。
そして、実行する流れを矢印で繋げます。
その際、各項目には、実行にかかる時間(初めは予想でOK)を明記します。
(参考例)今回見直した私のモーニングルーティン
見える形に落とすことで、行動計画を客観視できるようになってきます。
これで完成ではなく、実際にやってみて計画通りできなかったり、より良い流れに気づくことがあります。その都度修正をしていきます。
問題なく実行できても、さらにより良い方法がないか定期的に(初めは1、2週間、慣れたら1、2ヶ月に1度)見直します。
最初は、計画通りに全くできないのが普通です。その度に振り返って、何が原因なのか、バッファ(余裕)がどれくらいあれば実行できそうかなど考えて修正を繰り返します。
見直しする回数が増えるたびに、スケジュール管理する能力が高まっていくのをあある時に実感すると思います。
また自分が所属する組織に対して、書いてみせることで、より効率的なやり方を提案し賛同が得られるかもしれません。
参考になれば幸いです。