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発達障害は、脳が部分的にバグっている状態。脳を改善するトレーニングについて。

発達障害とは、脳機能の働きに問題があって生じる特性のことです。
つまり脳がバグっている状態です。それも部分的に。

具体的に言うと脳には多くの機能があり、部位によって相互に神経がつながっていて、そのやりとりにはドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質が必要です。発達障害の人の場合、神経伝達物質がうまく運べず・・・
という話よりも、改善事例に興味がある人の方が多いと思います。

今日のテーマは、問題の脳番地をターゲットに脳の改善方法を知ることです。

いまだに「脳は20代をピークに、後は衰えるだけ」と昔に言われたことを信じている方がいるそうです。それは脳を使わない前提で、脳は使うことで何歳からでも成長できます。
脳に問題のある発達障害の方には、希望の持てる話ですね。

ただ、人によって困っている物事は違うと思います。
人混みで疲れやすい。物忘れが多い。やる気が出ない。物事の整理ができない。じっとできない or 活動的で燃え尽きる。集中できない。コミュニケーションが苦手。など

それらが脳のどこに問題があって、改善するための行動について、医師の加藤 俊徳先生が、提唱される”脳番地”が参考になります。
脳の機能と構成要素にわけて、8つの系統に脳番地として整理され、さまざまな問題が、どの番地が影響しているのかと説明されています。

脳番地の説明や、それぞれの改善トレーニングについては、下記のサイトをご覧ください。

筋肉と同じで、脳も使っていない箇所は衰える傾向にあります。

普段やらないことや不慣れなことをしてみる。人によっては運動や料理。階段の1段飛ばしなどバランスが必要なことをする。いつも行く店から変える。人と会話する量を増やすなど、苦手なことや新しい挑戦は脳を鍛えます。

挑戦した結果がうまくいかなかっても、脳を鍛えることにはなっているのでムダではありません。
その挑戦の中で、自分の特性を知り改善方法を見出せたり、自尊心を上げることがあると思います。
重い腰を上げてでも、まずは改善につながることをやってみることが大切です。

(参考)個人的に参考にしている書籍について
 書籍ではサイトとは別の方法で対処法や改善事例を示されており、こちらも参考になります。
下記の本は、脳番地ごとに問題となる行動を取り上げ、対処法を説明されています。

下記の本は、日頃からできるトレーニング事例の紹介

(参考)大まかな脳の機能について


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