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仕事でテンパってしまう原因について

予想外の出来事があったり、予定通りに進まないとテンパリがちな発達障害のみなさんへ。

テンパる要因は基本的に次の4つです。


⒈段取りが下手

初めての仕事だと良くあることです。
それに関しては、先輩や知見者に相談して(マニュアルがないか、用意することはないかなど)、事前に確認しておくことで大抵は対処できます。

問題は、一度やったことなのに二度目以降もうまくいかないケース。

その場合、そもそも何がゴール(成果物)なのかを明確になっていないケースが多いです。

次に、やることが明確になっていないケースです。のリスト化やマニュアル(自分専用の備忘録も含む)に落として整理できていないケース。

事前にやることリスト(todoリスト)を作られる方も多いと思いますが、優先順位や実施する流れまで把握しておかないとうまく機能しません。

私の場合は、todoリストを作成したら、具体的にいつまでに何をするのかカレンダーに落とし込むようにしています。

そうすることで突発が入っても、自分が今していることを容易に説明でき、日程調整も、その場で相談しながらできます。

予期しない出来事が多いのが普通と身構えて、スケジュールの要所要所にバッファを設けておくとより良いと思います。

⒉ミスが多い

やるべきことが抜けてしまうケース。

思い込みやこだわりからミスに発展するケースが多いです。

これに関しては、テンプレート作成したり、チェックする機能を作るなど、パターン化(業務の標準化)する必要があります。

場合によっては、上司や同僚の力を借りて内容を確認すると良いと思います。

⒊こだわり起因か、やることが多いことから時間不足

普段から自分がかかっている仕事の工数を記録しておき、かかった工数に2割のマージンを加えてスケジュールに落としておくこと。

期間を区切って、終わらせる or 上司に確認取ることが肝心です。
内容が求められた以上になっていたり、そもそもやっていることの方向性が間違っているケースもあります。
初期の段階で成果物を確認し、方向性が間違っていないか、30%、60%、80%の段階と、2、3回は仮提出して確認をすると後戻りや二度手間が起こりにくいです。

無駄に時間がかかっているケースを防ぐこともできます。

やることが多くて思考停止して、時間が過ぎていくパターンは、紙に書き出して整理することをオススメします。

⒋コミュニケーション不足

発達障害にとって、これが最も大きな要因であるように感じています。

成果物(ゴール)を共有化できていなかったり、事前の確認や調整モレなど、初期の段階でしておかないといけないことが、出来ておらず後で問題になるケース。

報連相を行うことで、やっていることが的外れか過剰になっていないかを確認できていないことで、納期に間に合わないなどの問題になるケースもあります。

コミュニケーションが苦手な方は、紙に聞くことを整理してから話に行くということをしてはいかがでしょうか?
私は社会人10年経った今でもしています。

最後に

テンパる状況が続くようであれば、要因のほとんどは、事前の準備不足・改善が出来ていないケースです。

トヨタなどで言われる無駄・ムラ・無理がないかを見直し、修正・改善しておくことが肝心です。

5Sが出来ていなかったり、マニュアルなどパターンに落とせていなかったり、緊急の仕事ばかりして、重要なことに手をつけられていない場合など。

行動レベルでやっていることを見直すと、テンパることが減っていくと思います。

参考になれば幸いです。

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