
バスに乗れなくなった理由
じゅんママと、まなの二人三脚で、
jun-manaです。
今日は、まだ、まなが、1歳くらいで
まなの姉が、3歳か4歳くらいの時の
お話です。
では。
その日、私は、バスで30分以上乗る
友達の家に、まなとお姉ちゃんを
連れて遊びに行った。
オムツやらなんやらかんやら、たくさん
入ったカバンを持って。
一年に一度くらいしか会えない友達の
ところへ。
子どもが小さいから、なかなかゆっくり
とは出来ないけど。
その帰りのバスの中での出来事。
満員バス ❕
今でこそ、毎日、車を運転してる私だけど
その頃は、免許はあれど 乗っていなかった。
お姉ちゃんに椅子に付いてるてすりを
持つように言って、私は、片手にまなを
抱き、片方に重いかばんを肩にかけ、
なおかつ、ベビーカーを持つ!
母は、強し ‼️
だが…
カーブを曲がる度に、めちゃくちゃきつい。
とうとう、上の子が、満員バスのなかで
はぐれてしまい、ベビーカーは倒れそうに
なり、私は、ちょっと泣きそうになった。
まわりを見渡した。
満員なので、もちろん、座るところはない。
仕方ない。
しかし、私は、凍りついた…。
若い人も、中年の人もいる。
みんな、しっかり👁️を開けて、前を
向いて無表情で座ってる。
満員バスのなかで、みんなも鬱陶しい
のかも知れない。
でも、なんとも言えない空間。
うそでも、寝たふりをしたり
してくれるほうが、気持ちがいい ?
ひつこいけど、み~んな、真っ直ぐ
👁️を開けて 座ってる。
タモリさんの
『 世にも奇妙な物語 』のテーマソングが
聞こえてきそうな…。
お姉ちゃんが
ママ~ ❕ と、叫ぶ。
しっかり踏ん張って、てすりがあったら
持って ‼️
と、私もかなりの声を出す。
が、しかし、みんな無表情のまま…。
そんな私たちに、声をかけてくれた人が、
たった一人だけいた。
大変やから、座り ! と。
背中もかなり曲がった バスのなかで、一番
年老いた おばあちゃんだった。
私は、感謝で、胸が熱くなった。
でも、こんなおばあちゃんを立たせるわけ
にはいかない。
ありがとう 大丈夫です ❕
と、私は、答えた。
大丈夫じゃなかったけど。
一番 からだの弱そうなおばあちゃんが
声をかけてくれた。😢
バスを降りる直前、ベビーカーが倒れた。
バスから、降りた時、私は、思った。
もう、バスに乗りたくない😢
そして、同時に強く思った。
母は、強くなくてはいけないかも
知れないけど、つらい時だって、
いっぱいあるんだよ。
私は、かならず、席を代わって
あげる人になろう、と。
でも、その日以来、何年もバスには、
乗れなくなった。
今月4日の note の かえるさんの記事
『 ぬいぐるみ 』を読ませてもらった
時に
遠い昔のバスのことを思い出しました。
かえるさんの娘さん。
ありがとう 😢💕
そのあたたかい優しさが、世の中の
お母さんたちの心を和らげ、また、
がんばろう!って、力を与えてもらえる
んです。💕

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