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東京タワー《27》外出自粛でも旅の気分

2008年の1月に出かけた東京タワーです。スカイツリーができる前ですから東京一の電波塔です。展望台に昇ると360°展望ながら、昔と違ってタワーに挑戦するように背の高い高層ビルも周囲にたくさん見えます。昭和33年(1958年)にできた東京タワーは高さ333m、平成24年(2012年)完成の東京スカイツリーは634m。二倍近い高さなのですね。

地上150mにあるメインデッキの展望室は、一部が透明な床になっていて真下が見えます。これは昔はなかった気がするので、途中の改造で設置されたのでしょうか。観光客はキャアキャア言いながら交替でここに立っています。正直のところ私はちょっと怖いなぁというのが率直な感想。それでも、こんな高いところから真下を見る体験は貴重な気がします。

ところで、名所って地元の人は案外行ったことがないものです。東京都民でスカイツリーや東京タワーに昇ったことがない人って結構いるみたいです。地方でも同じで、これだけ観光振興といいながら、空港や駅の観光案内所にいる人で地元の観光地を見ていない人、観光客と同じ交通手段(つまり自家用車ではなく)であるバスやローカル線を使って巡っていない人が多いです。そのため、観光名所と最寄り駅やバス停からの距離や歩く時間を説明できなケースに出会ったりします。また、観光WEBサイトでも通り一遍で、外来のものにはよくわからないものも多く、その一因にこのことがあるように思えます。これは観光振興の盲点だと思います。

#いま自分にできること #東京タワー #外出自粛

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