見出し画像

U.S. Corporation Tax Return ③Schedule K


質問一覧

  • Accounting method: 会社が採用する会計方式を選択

  • Business code & activity: NAICSコードと事業内容を入力

  • Subsidiary or parent group?: 単独なら「No」

  • 株主構成

    • 4a は「法人等」が20%以上所有していれば「Yes」

    • 4b は「個人」が20%以上所有していれば「Yes」

    • 該当すればSchedule Gを添付、さらに25%以上外国人保有であればForm 5472も要検討

  • 会社の他社所有

    • 他社やパートナーシップを20%以上保有→「Yes」

  • その他Yes/No: 会社の再編、NOL繰越、外国口座等に関して該当があればYes

ほとんどの場合、スタートアップで出資者が個人で、他社を所有していないのであれば、

(3) 「No」(4a) 「No」 (所有者が個人なら)(4b) 「Yes」 or 「No」 (個人の持株が20%以上ならYes)(5) 会社として他社を保有していないなら「No」残りの質問も該当しなければ一通り「No」4(a): 通常「No」。(法人が20%以上持っていない)
  • 4(b): 個人が20%以上持っていれば「Yes」。Schedule G Part IIを記入。持っていなければ「No」。

  • 5(a), 5(b): 通常「No」。(他社やパートナーシップを20%以上保有していない)

  • 6: 配当を出していなければ「No」。出していて累積利益を超える配当であれば「Yes」となりForm 5452が必要。

  • Line 7 (Foreign ownership 25%)

    • 該当すれば Yes → 所有比率や国を記入 + Form 5472 を添付

    • そうでなければ No

  • Line 8 (Publicly offered debt)

    • 公募債 (OID) 発行がなければ No

  • Line 9 (Tax-exempt interest)

    • 免税利息がなければ 0

  • Line 10 (Number of shareholders)

    • 期末時点の株主数

  • Line 11 (NOL carryback waiver)

    • 当期にNOLがあり、それを繰戻ししない場合、チェック

  • Line 12 (Prior NOL carryover)

    • 過去から繰り越しているNOLがあれば金額を記入。なければ 0

  • Line 13: 25万ドル未満なら Schedules L, M-1, M-2 省略可

  • Line 14: 不確実な税務ポジション (Schedule UTP) があれば「Yes」

  • Line 15(a)(b): 1099発行が必要になる支払いの有無

  • Line 16: 80%以上の所有権変化

  • Line 17: 65%以上の資産譲渡

  • Line 18: 351取引で 100万ドル超の資産移転を受け取ったか

  • Line 19: 外国人向け支払いで Form 1042/1042-S が必要か

  • Line 20: 協同組合か否か

  • Line 21: 267A で控除制限のある利息/ロイヤルティか

  • Line 22: 過去3年で年商5億ドル超あり → Form 8991

  • Line 23: 163(j) の不動産特例選択か

  • Line 24: 8990(利息控除制限)条件に該当するか

  • Line 25: Qualified Opportunity Fund (Form 8996) の選択か

特徴的な質問

19. 「Form 1042 / 1042-S 提出義務のある支払いを行ったか」

Did the corporation make any payments that would require it to file Forms 1042 and 1042-S…?

  • 何を問う?

    • 外国人に対する所得(FDAPなど)を支払って、源泉徴収義務が発生する場合、Form 1042-Sを発行する必要がある

    • 例: 配当を非居住者に支払う、ロイヤルティを海外へ支払うなど。

  • Noの場合

    • そういう支払いがなければ「No」。

今後、配当として利益を受け取る場合は、こちらをYesにしてForm1042を提出する必要あり。

いいなと思ったら応援しよう!