論破じゃなくて、対話を!
「対話」は英語で「dialogue:ダイアローグ」
「会話」は「conversation:カンバセーション」
「対話」という言葉を使うとき、結構、曖昧に使ってる気がする。
でも、対話と会話は、明らかに違うし、今、現代社会において求められいるのは
「対話」
そのポイントは、違う意見を尊重し合うという態度
平田オリザさんが、ある書籍で言っていた。
「会話」=価値観や生活習慣なども近い親しい者同士のおしゃべり。
「対話」=あまり親しくない人同士の価値観や情報の交換。あるいは親しい人同士でも、価値観が異なるときに起こるその摺りあわせなど。
「価値観」というのもキーワード
ネット上に溢れる「論破」というのは、これら対話という考え方の対局にあるもの
自分の考え方を理論で打ち負かすこと。どっちが勝ちか負けか、どっちが正しいか
まあ、なかには論破をしなければならない場面もあるんだろうけど、
現代社会に必要なのは、論破じゃなくて、対話なんだろうなぁ〜
きっと、対話をするほうが、より良い生き方なんだという実感が必要なんだね。
今年の春、NHKのETV特集でやってた
「7人の小さき探究者〜変わりゆく世界の真ん中で〜」がすごい印象に残ってた。
こういう実践が必要だ。